この記事をシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

医療介護ヘルスケアIT時価総額ウォッチ(2019年7月版):医療界の巨人エムスリーに加わるもの、離れるもの

7月版サムネイル

こんにちは、アジヘルさんです! 7月の医療介護ヘルスケア最新ニュースです。

夏もだいぶ終わりかけですが、今月も暑苦しさMAXで記事お届けしていきますよ!
(なお夏っぽいとよく言われますが、フジロック以外の理由で夏が好きということは特段ありません。秋冬派です。金沢とかで、雪の降る寒い日に外でハーゲンダッツ食べるのとか大好き。)



まずは、7月の個人&アイリスの話です!
7月はかつてないほどに忙しかったです・・・(先月一山終わって、ようやく落ち着いたと思ってたのですが、8月も変わらぬ忙しさで意味不明すが)



まずは何をおいても7月といえばフジロックですね!5日間、まじでSlack通知オフで踊り狂ってきました!!
ジャネール・モネイとかケミカル・ブラザーズとか神すぎましたが、個人的なベストアクトはやっぱり最後の卓球さんかなあ。ずっと笑いながら泣いてた。

「モテキ」の大根監督が近くで撮影してたので、アジヘルさん大根新作映画登場するかもです!w (余談ですが、一緒に卓球さんのとき踊ってた友達は「モテキ」のフェスのTAICOCLUBのシーンで一瞬映ってるらしい。笑)


Azs!!



あと、個人取り組みとしては、1年間頑張ってきたIHLの最終発表が無事終わりました! チームのテーマが、テクノロジーx医療ということで、「オンライン診療」についての1年間の成果発表をしました。

オンライン診療は、自分の個人研究テーマとして、実際に世の中にサービスローンチできるように動いてますので、また報告できればと思います!
先日、日々考えていることなどを言語化するために、連載している「ビジネス+IT」さんで、記事としてアウトプットもしておりますので、是非読んで頂ければ嬉しいです。

▼アジヘルさん記事(ビジネス+IT)
「オンライン診療」は医療格差解消のカギ、アジア諸国のような破壊的革新を産むには?
https://www.sbbit.jp/article/cont1/36685

このあたり、一緒にやってくれるパートナーも企業・個人問わず探しているので、興味ある方ご連絡ください!

ほか、アイリスでは、7月・8月と採用頑張ってて、続々と素敵な方々の入社が決まってて、まじで嬉しい!!
アイリスチームのAIエンジニアがすんごいことになってる。

引き続き積極採用中ですし、アイリスの事業を別次元にグロースしてくれる飛び抜けて優秀な方々いれば、ポジションは無限に作り出そうという気概ありますので、是非ご連絡お待ちしてます^^


さて、では7月の最新ニュース、スタートです!

まず日経平均の推移です。
2017.12.29:22,764円
2018.2.1:23,098円
2018.3.1:22,068円
2018.4.1:21,453円
2018.5.1:22,467円
2018.6.1:22,201円
2018.7.1:22,304円
2018.8.1:22,553円
2018.9.1:22,865円
2018.10.1:24,120円
2018.11.1:21,920円
2018.12.1:22,351円
2019.1.1:20,014円
2019.2.1:20,773円
2019.3.1:21,602円
2019.4.1:21,205円
2019.5.1:22,258円
2019.6.1:20,601円
2019.7.1:21,275円
2019.8.1:21,521円

7月→8月の騰落率は、101%となっています。

では個別企業行ってみましょう。

医師向けサイト4社:エムスリーがメディカルエージェンシーを買収!

企業名 2019年7月
時価総額 予想PER 前月比(%)
エムスリー[2413] 15,034 68.3 113
ケアネット[2150] 69 22.9 93
メドピア[6095] 302 112.0 113
MRT[6034] 49 52.7 91

まず、エムスリーは1Q決算を発表しています。

m3 Q1決算

▼エムスリー株式会社 会社説明資料
https://corporate.m3.com/ir/library/presentation/pdf/20190725_03.pdf

今回も予想通り順調に成長という印象でした。本当にこの安定的な継続成長は惚れますね。

年次で売上30億・利益5億弱あるアルトマークの連結も大きそうですが、それを踏まえても、製薬マーケ領域の復活が素晴らしいですね。ぶっちゃけ製薬領域はもうしんどいのかな、と思ってましたが、すごすぎます!



また、リハ職の方向けメディアPOSTを運営するメディカルエージェンシー社を買収し、本格的にリハビリxメディア領域に参入を発表しました。

▼株式会社メディカルエージェンシーを子会社化 ~リハビリ専門職向けメディアと関連事業に進出~
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/20190705_01.pdf

▼POST
https://1post.jp/

もともと脳梗塞リハのワイズや、ソフィアメディというオフラインのプロバイダーは持っていた中でのシナジーも大きいと判断したと想定されます。バックテックへの出資もされてますしね!


しかし、PT・OT・STさんってこんなに需要増えているんですね!

PTOT人材

もし事実なら、なんとなく、なった人の教育とかだけじゃ、全然充足できそうなイメージはないのですが、そのあたりも市場として大きくなりそうですね!

あとはこちら。

(2) リハビリ専門職向けビジネスへの進出
グループ会社のエムスリーキャリアで行っている医師向け、薬剤師向けの人材紹介ビジネスに続き、PT、OT、ST 会員向けに人材紹介ビジネスを開始します。また、その他これまでエムスリーグループで培ってきたノウハウをもとに様々なサービス開発を平行して進めてまいります。

PT/OT/STの人材紹介は、SMS社が強い分野だと認識していたのですが、エムスリーキャリアも参入するんだ! 
エムスリーキャリアは、エムスリー51% / SMS49%の会社なので、このあたりの棲み分けがどうなるかも気になりますね。グループ会社でバチコンやるのかな?

参考 PTOT人材バンク(エス・エム・エス)
https://www.ptotjinzaibank.com/



ほか、m3グループのSMO3社(イスモ、ノイエス、アルメック)が統合してノイエスになるとのこと。3社で統合して共通コストの低減などを狙っていくようです。

新しく社長になるのは元ノイエスおよびイスモの社長であった藤本圭一氏、会長にアルメック元社長であり塚原英樹氏が就任されるとのことです。

結局は「人」となりがちなSMOで、企業文化がそれぞれ違うところはあると思いますので、うまく統合できるか、手腕が試されますね! メーカーとしては、臨床試験のe化支援、是非積極的に取り組んでいってほしいと思います(やってて課題だらけだなあと日々感じるので)

▼エムスリーグループのSMOが集結 ~ インターネットを活用して治験の効率化を加速 ~
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/20190723_01.pdf

メドピアは新ブログ立ち上げ

メドピアは新しく公式ブログ「MedPeer Blog」をはじめてて、これが相当面白いので、全国のメドピアファン&ヘルスケアビジネスオタクは必読です!笑

▼MedPeer Blog(メドピアグループ公式ブログ)をオープンしました
https://medpeer.co.jp/press/6648.html

おそらく採用目的が大きいと思うのですが、このクオリティの記事をこれだけ多産できているのはすごい。 IR活動含め本当にメドピアの広報はイケてるなあと思ってます! 引き続き楽しみにしてます^^



そして、このブログで知ったのですが、縄田さん!! 勝手に嬉しい!!



こちらのメドピア子会社のMediplat社が運営する「first callオンライン産業医」は、産業医の定期訪問からオンラインでの面談まで、産業医業務を受託するサービスです。厚労省により、労働者数 50人以上の企業では産業医を選任することは義務とされています。

今回、産業医によるオンライン面談が、従来のパソコンに加えて、スマホとタブレットからも実施可能になったとのリリースが出ています。

▼first callの「オンライン産業医」、スマホで産業医面談が可能に ~医療相談、産業医面談、ストレスチェックをすべてスマホで完結~
https://medpeer.co.jp/press/6600.html

これによって、手軽に産業医への健康相談が出来るようになりますし、PCを持っていない方が多い、製造現場・建築・運送現場等で従事する方などもリーチできるようになります。産業医ニーズは、現場系の方から高いということはよく言われますので、こうした層にリーチできれば、より顧客基盤の拡大が狙えますね。

first call自体は、現在300社以上に導入(2019年6月時点)されているとのことですので、引き続き拡大を期待ですね。

医療ヘルスケアBtoB 6社:アズワンは第1四半期決算を発表

企業名 2019年7月
時価総額 予想PER 前月比(%)
EMシステムズ[4820] 619 45.3 102
メディカル・データ・ビジョン[3902] 438 157.2 83
バリューHR[6078] 209 42.3 106
アトラ[6029] 24 8.2 104
Ubicom HD[3937] 194 44.0 102
データホライゾン[3628] 102 509.0 116
アズワン[7476] 1,868 26.9 101

BtoB領域です。
アズワンは第1四半期決算を発表しています。

▼2020年3月期第1四半期決算短信(アズワン)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7476/tdnet/1736980/00.pdf

売上は昨対同期比2%成長、利益は▲3%ということで、通期予想の売上+7%、利益+17%着地に比すると、珍しくあんまり進捗よくなさそうに見えますね。

そのような不安を先んじて察知して、営業日数が減ったことが原因で1日あたりの売上はちゃんと成長しているよ、と決算短信内でしっかりで回答しているアズワンのIR力に惚れます

アズワンIR

ほんと投資家へのこういうスタンスはしっかり見習っていきたいですね。

医療ヘルスケアBtoCその他: m3を中心とした三つ巴の戦いは始まる?

企業名 2019年7月
時価総額 予想PER 前月比(%)
メディカルシステムネットワーク[4350] 163 24.9 101
エムティーアイ[9438] 480 21.5 103
DeNA[2432] 3,144 33.6 101
メディカルネット[3645] 27 36.2 100
Welby[4438] 311 199.6 96

メディカルネットはビッグニュースを連発しまくってくれました!!

まず1つめは、エムスリーとの資本提携の解消についてです。

▼エムスリー株式会社との資本提携の解消及び業務提携継続、主要株主の異動に関するお知らせ
https://www.medical-net.com/common/doc/ir/r01/ir_r01_20190711_4.pdf

外から見てる限り、そこまでエムスリーグループ感もなかったですし、ついにきた〜って感じですね。
前半で書いたように、エムスリーグループ入りをする企業が増えていく中で、こうしたエムスリーグループを経由して、脱エムスリーしていく流れも来るんじゃないかな、と読んでます。合う合わないは当然あるんだろうな、と。

ちょっと違う文脈ではありますが、m3グループの中でも最注目企業であるエムスリードクターサポートが、エムスリーの名前を社名から外したこととかも印象的でした。(資本関係は変わらないとのことです。)

▼【社名変更のお知らせ】エムスリードクターサポート株式会社は、“株式会社シーユーシー”に社名を変更します
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000014494.html

CUC = 「Change Until Change(変わるまで変わる)」ということで、リクルートっぽいエモさで最高ですねw



エムスリーが、医療ビジネスを語る上で、無視できないほどのモンスター企業になった今、医療ビジネス業界各社は、
①資本提携や業務提携をしてがっつりm3一派になっていくLINEやアルトマーク、ドコモ、サスメドのような会社群
②提携関係はないけどもビジネスパートナー(多くの製薬メーカーなど)
③ライバル関係(ビジネスとしての競合であるメドピアやケアネット、ドコモやLINEと競合関係にあるソフトバンクなど?)

と、m3を中心として三つ巴に分類できそうだなと思いました。

個人的な趣味として眺めるためにこのプロット図つくりたい!! グリプス戦役のときのエゥーゴvsティターンズvsアクシズみたいなやつ!!(ウズウズ)

三つ巴の戦い
※画像はろぼ速VIPさんより ( http://blog.livedoor.jp/robosoku/archives/52706445.html )

雑談でした。笑

ただ、メディカルネットに関しては、個人投資家的には、「エムスリーグループ!」ってのは大きい買い要因だったのもあると思うので、ちょっとネガティブかもですね。株価は発表後、一貫して下げ続けています。



また、合わせて、アイリスの加藤さんが、メディカルネットの社外取締役として就任しています
なんかこんな身近なアレはあんまりなかったので、色々楽しいですね。笑 ちなみに加藤さんはMRT社の社外取もやられているので、ウォッチ企業のうち2社目です!このままアイリスシェアを高めていきたいっ!!

▼役員の異動に関するお知らせ(メディカルネット)
https://www.medical-net.com/common/doc/ir/r01/ir_r01_20190711_2.pdf



なお、あわせて通期決算を発表していますが、今年の決算は売上、利益ともに前年、計画を上回り、大きく成長しています。

メディカルネット通期決算

▼2019年5⽉期決算説明資料(メディカルネット)
https://www.medical-net.com/common/doc/ir/r01/ir_r01_20190711_1.pdf

ただ、売上はオカムラの買収が大きかったところが要因でしょうか? 
卸販売の特性上、売上は高く、利益率は低い会社で、昨年実績は年間10億円超の売上があり、1Q分だけ連結したとしても、あくまで推察ですが+3-4億くらいはオカムラの貢献といったとこでしょうか?

参考 株式会社オカムラの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
https://www.medical-net.com/common/doc/ir/h31/ir_h31_20181122.pdf

なお、来期予想は売上は30%超成長の30億円、利益は前年マイナスの1億円という予想となっています。


DeNAは、「kencom」の共同研究を順天堂大学と行い、「第28回日本健康教育学会学術大会」で発表したとリリースを出しています。

▼「第28回日本健康教育学会学術大会」学会賞受賞 健康増進支援サービス「KenCoM」利用と 生活習慣病の罹患の低減との関係について発表
https://dena.com/jp/press/004485

なかなか学会と言われても非医療者で文系の方々からは縁遠い感覚があるのかな、と思っているのですが、僕もそんな感じでした。

でも先月、上記の加藤先生から、学会と論文と医師のキャリアについて1時間半くらいマンツー講義をしてもらい、だいぶこのあたりの構造理解が進みました。(加藤さんからこんな話を聞けるなんて、なんて豪華なんだw)

なので、こういう記事読んだら、ふむふむ、そういうことね、という理解がだいぶできるようになりました! 10月からは、学会訪問もいっぱい入れる予定なので、もっと色々詳しくなってきます!

WelbyのPSP領域で前向き臨床研究を開始

Welbyは聖マリと胃がん患者に対する前向きの観察研究で自社のePROシステムに採択された、と発表されています。

PSP領域あついっすね!!

▼胃がん領域での免疫チェックポイント阻害薬の臨床研究に Welbyのオンコロジー向けPatient Support Program(PSP)がePROシステムとして採用 患者さんに対するePROの有用性を示すことを目指す
https://welby.jp/post-12500/

普通にしっかり記録するだけで、「改善しそう感」はみんな持ててると思うので、本研究で、Welby社のアプリを使うとQOLが上がったなどの結果が出れば、よりアプリの継続使用における医師・患者行動ににポジティブな影響が出てくると思うので、よい結果が出ることを楽しみにしています!

やってもらうことの理由付けが大切なんですよね。こういうのって。

あとは、OS(全生存期間)まで影響与えうるとなると、もはやそれ医療機器じゃないの?問題はあるかと思いますが、そのあたりWelbyがどう考えているかは気になりますね。一応Welbyとして医療機器の二種製販はとっているので、そういうことも視野に入れているのかもしれません。

他、個人的には、こういう動きが広がるとバーチャル臨床試験の実例っぽくなっていくので、その点でも大いに期待しています!

介護IT3社: ブティックスvsSMSの勝者は?

企業名 2019年7月
時価総額 予想PER 前月比(%)
インターネットインフィニティ[6545] 46 37.9 107
カナミックネットワーク[3939] 353 122.0 98
ブティックス[9272] 67 38.3 93

カナミックネットワークは、総務省の地域IoT実装における補助金案件への採択を発表しています。

▼総務省「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT 実装推進事業)」に係るPHR モデル採択候補の決定
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80746/3602a792/4238/4ec0/b114/b49879015463/140120190711470701.pdf

補助金額は上限2,000万円ということなので、そこまで大規模ではありませんが、本事業実施の文脈で地域行政の持つデータを使える、というところが非常に魅力的です。

というのも、実は地域行政の持ってるデータ量ってやばくて、どこにどんな方が住み、どんな生活を行い、みたいなデータを多数保持しているのですね。いま課を超えた横串で利活用できていないという課題があるのですが、これらを横串で、かつ自社のデータと組み合わせて利活用ができれば、非常に面白いことができる感覚があります。

他の採択企業はこちら( http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000218.html )から見れます。個人的には、アルムの「道北北部医療ネットワークx IoT連携体制構築」ヤバそうですね!!

ブティックス、医療業界へ進出!

ブティックスは、主力事業であるCareTEX型の展示会の新領域展開を加速しています。
まずは、医療業界への展開第一号として、「在宅医療 総合展」をスタートすることを発表しています。

なお医療領域の展示会といえば、UBMジャパンが一番強いイメージですかね。医療機器向けの「Medtec Japan」、サプリや健康食品に強い「健康博覧会」、テック領域では「ヘルスケアIT展」など、多数の展示会を開催しています。

▼UBMジャパン Webサイト
http://www.ubmjapan.com/index.php

このあたりの展示会情報はまとめ記事を書きたいな、と思っているので、また楽しみにしていてください。

あわせて接骨・鍼灸・整体業界向けの展示会の開始も発表しています。以前の宣言通り、徐々に介護業界以外の周辺領域の横展開を加速させていますね。

▼接骨・鍼灸・整体業界初の商談型展示会 新規開催のお知らせ
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/tdnet/batch/140120190729477643.pdf



また、新規事業として、介護施設向けにBtoBで介護食の仲介を行うEコマースを発表しています。

▼「介護食の高齢者施設向け BtoB通販事業」開始について
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/tdnet/batch/140120190722474079.pdf

▼サイトはこちら
CareTEX365
https://caretex365.com/

しかし個人的には、「CareTEX365」というサービス名は結構衝撃です。 
僕では絶対つけない名前だなあ、と。いつでも、みたいなニュアンスで、365日ってことみたいですが、今後他のサービス出すときどうするんだろうな〜とか思いました。

これがSEO素人ならまだしも、これまでEコマースを多数運営して、「車椅子販売センター」みたいなtheな名前をつけてきたブティックスだけに、狙いがあるのかなあと思います。

また、高齢者食の領域でいうと、主にtoCが対象ではありますが、エス・エム・エスの「らいふーど」( https://lifood.jp/ )などがありますね。
最近SMSはブティックスのコア事業領域でもある、介護施設のM&A仲介を行う「カイポケM&A」をリリースしてまして、ブティックス社はさすがにこれは涙目だろうな、、と思いました。

▼事業承継など介護業界向け「カイポケM&Aサービス」提供開始 ~国内最大級のネットワークにより業界最安水準の手数料を実現。介護事業者への経営支援の知見・データをもとに介護事業所の倒産回避や多角化支援~
https://www.bm-sms.co.jp/prs_20190724_kaipokema1/

なお、ブティックスの株価は上場以来ずっと下降線を描いており、ついに初値割れして、最盛期の半分程度まで落ち込んでしまいました。

ブティックス株価推移

海外医療ヘルスケアIT2社:変わらぬ好調

企業名 2019年7月
時価総額 予想PER 前月比(%)
Teladoc health[TDOC] 5,013 105
Veeva Systems[VEEV] 21,473 103.8 102

※時価総額の単位は百万ドル

海外は特段ビッグニュースはなかったです。TeladocもVeevaも成長止まらず、ほんとにすっげーなーと思います。



さて、以上で、今回の定点観測はおしまいとさせていただきます。

なお今月の時価総額伸び最大は、データホライゾン社が116%で1位で、マイナスが一番大きかったのがMDV社の83%でした! 今月はそこまで変動幅大きくなかったですね!

さいごに学びがあったなーと少しでも思う人は、FacebookやTwitterでシェアでもNewspicksでPickでもなんらかアクションしてもらえると嬉しくてまた次回も書く気力に繋がるので、ぜひお願いします!!

2019年は月10万PVメディア目指して頑張りたいので、拡散など頂けたら嬉しいです!^^ Twitterとかで拡散してくださった方はもれなく御礼コメントします!

では今月もがんばってきましょう〜また来月ー!!

->頑張って毎月更新中!過去の定点観測はこちらのまとめよりどうぞ

▼いま一番人気の記事
【随時更新】医療ヘルスケア業界でビジネスやる人へのおすすめ本15選

▼こちらもどうぞ
Newspicks専門家に選ばれました!医療・介護のリアルについてコメントしています。
そもそも田中大地って誰?筆者の経歴とプロフィールはこちら
SMS/MIMSを退職して医療AIスタートアップで新たな挑戦を

5/5 (14)

良いと思ったら★をつけてください!

この記事をシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

ブログの更新情報をフォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。