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【アジヘル番外編】ラオス旅日記シリーズ
・ラオス旅日記1日目「過去に呼ばれる」
・(本記事)ラオス旅日記2日目「合言葉は、Why not!」
起きると朝の9時。朝食を食べ、Wifiつないで軽く仕事する。出発の飛行機まで時間もあったので、近くのことをTrip Advisorで調べる。
すると、ITスクエアなるショッピングモールが近くにあるらしい。iPodを日本出張の際に忘れてしまったので、イヤホンを買いたかったし、とフロントに道を聞く。歩いて10分らしいので、ふらふらとカメラ片手に向かう。
いざイヤホン探し開始!10店舗くらいまわって、タオライタオライ言いながら、試聴していい音だったイヤホンを購入。290バーツで、うーんと言っていたら250バーツでいいよと言ってくれた。ありがとう!これで音も聞けるぞー!
お昼時だったので、1階のレストラン街へ。しかしめぼしいお店がなく、ここにきてまさかのやよい軒。かつとじ。シンガポール9か月の生活でも食べたら負けだ!と必死に耐え忍んできたのに・・・しかし美味しいじゃないか・・・!
帰り際、空港までの道を聞くもまったく英語通じず。タイ人ってこんな英語だめだったけなー。やっぱりバンコクのシティーとはしっこだと違うのかしらとか考えながら、流しのタクシーを捕まえ、空港へ。
久々のバックパッカー旅で、かつてエアアジアの機体に書かれた「Now Everyone Can Fly」のメッセージに心震わせたことを思い出す。
飛行機の中は爆睡。
そして、目を覚ますと、窓の外から見えるは、山と河だけ。ただいま、ラオス!
ルアンパバーン空港で日本人のカップルに話しかけて、一緒に街までマイクロバスに乗ることにする。大学4年生で就職決まっての旅行らしい!彼らは宿を決めているということなので、もともと下調べをしていたコールドリバーゲストハウスに行きたいと言うと、1つのチケットで目的地はひとつということで、ならいいよと。
ただ車に乗ってしばらくいくと、運ちゃんがコールドリバーここだ!と降ろしてくれる。いいやつ~。思わぬ唐突な形でカップルと別れ、人の良さそうなオーナーと話ながら部屋を見せてもらう。
河が眺められるバルコニー付きの部屋がサバーイな雰囲気で一瞬で気に入ったので、ここに決める。29ドル。ラオスは他の国より宿が少し高いのだけれど、まあこんなものかな、と。とりえず一泊して考えよう。
荷物をおいて、ちょうどナイトマーケットがはじめる夕方5時頃だったので、街のほうへぶらぶら散策開始。街の雰囲気、やっぱり超やばい。ドタイプ。久々だけど、これこれって感じで鳥肌が立ってくる。
コールドリバーは日本人はいなそうだったので、ゲストハウス街と呼ばれるエリアへ向かう。
大人になるということ「日本人?」
Culture Guest Houseという宿で、日本人オーナー的なおばちゃんに話しかけられる。コールドリバー泊まってるというと、そこはもう日本人いないでしょー、7、8年前はね、結構いたんだけどね、という。
部屋見てみる?と言われたので、どんなもんかなと見せてもらう。値段は20ドルらしいが、雰囲気はコールドリバー圧勝。その後もいくつか宿を見せてもらうが、どこも欧米人ばかりで、日本人はあまりいない印象、夏休みシーズンだけどなあ。
でも確かに、前回泊まったところもこのエリアだったことを思い出す。
旅中に出会ったイケてるギター弾きラオ人ジョニーの宿にトミーさんとかタカコちゃん、リノさんたちと泊まったのだった。大量のイモリと、いつもチルしていたロビーの雰囲気は覚えているのだけれど、残念ながら場所も宿名も思い出せず少し悲しくなる。
日も沈んできたので、部屋探しはおいておいて、ナイトマーケットへ。この日記を記すノートを買い、夕飯時だったのでTrip Advisorでいいとこないかなとちらっと見てみると、目の前に看板あるKhaiphaenというお店が高評価であがってくる。
テラス席に座り、ひとりBeerLaoで乾杯。うまい!さすがアジア1と名高いビール。
買ったばかりのノートで日記を書いたり、写真撮ったりとダラダラとやる。英語通じない笑顔素敵な店員さんたちと、表情だけでやりとりしながら、ビアラオに酔う。チキンとスウィートポテトのレッドカレーも注文。うん、おしゃれでうまい。ビアラオもお代わり。
これが昔バックパッカーしてたときとの一番の違い。
たぶん以前は一食20,000kipとかで済ませていたはずだけど、いまはビール2杯+メインで100,000kip(約1,300円)とかでも安くてうれしいと思っている。これが良くも悪くも大人になるということ。僕たちはもう、宿代込み1日1,000円で過ごしていた、あの頃の感覚は本当には思い出せないのだ。
結局お店で2時間くらい過ごし、ラオマッサージ店へ。なかなか悪くない。マッサージ終えて、空港で両替した幾何かのkipも尽きてきたので、両替商へ。
夜の早いラオスは10時近くになれば、ほとんどのお店は閉まっているのだが、ひとつまだ空いている両替商を見つける。ラッキーと思って近づくと、なんと両替商の中の狭い空間でラオス人の若者たちが宴会しているではないか。
旅を100倍楽しむ合言葉は、Why not!とても楽しそうだったので、笑顔でビールちょうだいと言うと、こっちに入ってこい!と誘われる。
Why not!うん、一人旅のだいごみ!
ソング、モンタ、シリフォン、カオシンら5人のラオ人と子供のライオンとひたすらビアラオを飲み煽りただ笑ってしゃべる。大瓶5本くらい開けると、さらにカオシンが大瓶5本を買ってくる。
2時間くらい飲んだだろうか、時刻も12時をまわっていたので、そろそろ帰ろうかなと言うと、これ開けるまで帰るな、お前フラフラで道わかんないだろうから、送ってくと言う。
サンキュサンキュと言いながら、途中で電気消して、爆音でテイラー・スウィフトやファレル・ウィリアムスなんてかけながらみんなで踊る。DJモンター!happy!なんて叫びながら。せまい空間が一気にクラブに変わる。超楽しい!
結局3, 4時間は飲んだろうか、明日もディスコかカラオケいこうと誘われる。もちろん答えはオフコース!泥酔したカオシンのバイクに3ケツして宿まで送ってもらう。門限は超え、門は閉まっていたが起こして開けてもらう。みんなとハグしてまた明日ね!といいシャワーを浴び泥のように眠る。やっぱラオス最高だ!
Pharrell Williams 「happy」
【アジヘル番外編】ラオス旅日記シリーズ
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