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アジヘル番外編:ラオス旅日記1日目「過去に呼ばれる」

しょうがないな10,000kipでいいよ。

やったあ!ありがとう!!

以前よりは英語を使えるようになった僕も、ありがとう、という言葉だけは日本語で言うことに決めている。両手をあわせて軽くお辞儀し満面の笑みで「ありがとう」。通じない国はない、世界共通言語だ。

そういえば以前もナイトマーケット、この地のナイトマーケットで、ラオス和紙で折られた、手造りのノートブックを買ったことを思い出した。
あれから10年が過ぎようとし、僕はまたこの地にいる。かつてタカコちゃんやトミーさんと出会った地、ルアンパバーンに。

ラオス旅日記

何がそうさせたのか、ある眠れない夜に、ふと本棚に並ぶ過去の日記帳を手に取った。
そこには、ただ笑い、泣き、怒り、ただ感情に身を任せ、身の危険を顧みず旅をする、かつての自分がいた。

何かふといてもたてもいられなくなった。

ラオスに行こう。

もう心の中では決めていた。

8月5日(金):タイ

旅を決めたのは前々日。飛行機のチケットをとったのは旅の前日だった。準備もまったくしていなかったので、荷詰めも出発のぎりぎりまでかかった。

何か大事なものを忘れてもおかしくない。まあそうしたらそのとき、最悪パスポートとお金さえあればなんとかやっていけるだろう。
いつも用心深い僕は、旅の興奮からだろうか、どこか気持ちが緩くなっているようだった。

深夜になり、グラブで呼んだタクシーに乗り込む。いつもと違い、手際の悪いチャンギ空港の流れは、ナショナルホリデーによる連休のせいだろうか。少しだけイラッとする。

しかし最近寝れていない日々が続いたせいだろうか、体がなかなかいうことを聞かない。暑くなってくるし、眠い。飛行機の中では眠りたいな、と思いながら夜ご飯のサブウェイのサンドイッチにかぶりつく。
そして、初のスクートに搭乗。LCCだと思ってたけど、機体でか、すご。この値段でこのクオリティならリピートする、うん。

結局機内では終わっていなかった仕事をしていたら、すぐにタイ!久々のドンムアン空港。スワンナプームができてからは、あまりこちらの空港に来ることもなかった。

入国審査でアライバルカードが在庫切れになっていて、スタッフぽいアイス食べてる女の子たちに聞いたら、ちょっと待っててね、とわざわざ僕のために探しに行ってくれる。うん、やっぱりタイ大好き!

でも出国審査の長行列やその後のタクシー待ちもひどく、疲れもあったのでうんざり。
小腹もすいてきたので、タクシー待ちはカールスバーグとカップラーメンという組み合わせで。

すると、この行列はタクシー待ち?と流ちょうな英語で話しかけられる。話をしてみると、シンガポーリアン!

インドネシアで働く中国人の彼女とタイで待ち合わせしてバンコク周辺の遺跡を周るらしい。
30分の待ち時間の間、タイベテランの彼にいろいろ教わりながら、タクシーに無事乗車。
Facebookを交換し、良い旅を!またシンガポールで!といって別れる。

トランジット目的だけなので、宿は空港の近くを選んだのが、またしてもトラブル。
出発したものの、運ちゃんがホテルを知らず、変な所で降ろそうとする。何をいってもI don’t know!ばかりだ。

さすがに時刻も深夜2時、あたりは真っ暗で、一人でこんなところで降ろされたら、何があるかわかったもんじゃない。

幸いGoogle Mapが生きていたので、たぶんこっちだ!と言いながら、何とか発車してもらう。
近くまでは来ているものの、ホテルがなかなか見つからず、こっちじゃね?こっちっしょ、とやりながら、いつしか共闘モードに。見つけたときには、ハイタッチ&ハグして喜ぶ!
あのやばかった雰囲気からの持ってき方はさすが旅のベテラン、俺(笑)

またね、ありがとう!と20バーツのチップを渡し、無事ホテルにチェックイン。
時刻はもう3時を過ぎている。水しか出ないシャワーに苦闘しながら、あまりの疲れにノックアウトして、爆睡。

さあ、いよいよ明日はラオスだ。

▼全然関係ないけどKindleが8/21まで5,000円引きで3,980円ですと。過去最高に安いと思います。まだ持ってない人はぜひ。超良いよ。生活変わる。

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