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【続出!】大企業がベンチャーと同事業に参入:2019年10月版医療介護ヘルスケアIT時価総額ウォッチ

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皆さんこんにちは、アジヘルさんです。

いやーすっかり年末ですね!

12/8に9月記事更新(9/30から2ヶ月と9日)
12/29に10月記事更新(10/31から1ヶ月と30日)
と徐々に追いついてきてます!

こっから挽回していきます!

先月号の予告通り、タイムリーな記事更新をしないといかんよね、と我らが個人インターンの三浦さんと誓い合い、更新のためには手段を選ばぬという心意気で、10月号から各カテゴリ、アジヘルさんが1番注目だ!と思った1ニュースだけをピックアップしてお届けすることにしました!!(例、医療プラットフォーム運営系4社のIRやニュースから1番注目の1つのニュースのみ)

最近のアジヘル記事は少し長いよな〜と感じる部分もあったので、より内容が凝縮されて読み応えのある記事になっていくと思いますので、これからも応援して下さいね^^


さて、まずは10月のアジヘルさん&アイリスのいくつかの出来事を。
10月も攻めまくりました。もはやすべて懐かしい・・くらい毎日怒涛の日々をやってます。



「DTx」を日本でもっと一般的にするために、大手製薬会社やスタートアップらで、「日本デジタルセラピューティクス推進研究会」を作ったり(こないだキックオフやって楽しかった)


5回めのアイリス熱海合宿やったり(エモかった)


神戸オフィス作って、西のデジタルヘルスの雄、田中のぞみさん(@CobeAssocie)にアイリスJOINしてもらったり(まじで最強)


憧れのMITテクノロジーレビューのEmerging Technology Niteにデビューさせていただいたり(超楽しかった)


ベトナムのフーコック島でチルアウトしてみたり (トラブルありまくりでハードモードだった・・)


これをすべて1ヶ月でやってるのか、我ながらすげえなあ、怒涛だなって感じです。

でもやっぱり時間に追われてると大事なもの見失うな〜みたいな感覚も同時に強くなってきていて、だからあえて今、来年の抱負は0.7倍スローに生きる!と決めました。

これまでいつもぎりぎりだったアポイント時刻や飛行機搭乗時間に、最近あえて30分前に着き、スタバで過ごす、みたいな余白を作ってて、その時間がとても貴重だなと思うようになっています。


さて、ではイントロはこのあたりとして、10月のニュース記事行ってみましょう!

まず日経平均の推移です。
2017.12.29:22,764円
2018.2.1:23,098円
2018.3.1:22,068円
2018.4.1:21,453円
2018.5.1:22,467円
2018.6.1:22,201円
2018.7.1:22,304円
2018.8.1:22,553円
2018.9.1:22,865円
2018.10.1:24,120円
2018.11.1:21,920円
2018.12.1:22,351円
2019.1.1:20,014円
2019.2.1:20,773円
2019.3.1:21,602円
2019.4.1:21,205円
2019.5.1:22,258円
2019.6.1:20,601円
2019.7.1:21,275円
2019.8.1:21,521円
2019.9.1:20,760円
2019.10.1:21,755円
2019.11.1:22,927円

10月→11月の騰落率は、105%となっています。



では個別企業行ってみましょう。

医師向けサイト4社:エムスリー、全世界の医師の50%を会員化

企業名 9月 2019年10月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
エムスリー[2413] 17,654 17,677 80.2 13 100%
ケアネット[2150] 77 74 24.2 −3 96%
メドピア[6095] 230 247 79.7 17 107%
MRT[6034] 45 54 57.5 9 120%


エムスリーが第2四半期決算を発表しました!

▼2020年3月期 第2四半期決算発表資料
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/1024_72%29IR%E8%B3%87%E6%96%99FY2019%202Q%E6%B1%BA%E7%AE%97%EF%BC%88%E5%92%8C%EF%BC%89_%E9%85%8D%E5%B8%83_v1.0_%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E7%89%88.pdf


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今回の上半期売上も約615億円で前年比+16%、営業利益は160億円、前年比+19%と絶好調です。一時は成長鈍化も噂されましたが、再度復活されてますね!

特に決算の中から、特に気になった内容をピックアップしていきます!

決算の中で、特に目立つのは海外事業ですね。
前年からの増加利益の中で、約42%を占めています。


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ついに、全世界の医師1200万人のうち、もうすぐ50%が会員になるとのこと!


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国別では、中国、アメリカ次いで韓国となっております。
2013年頃から、アメリカでは安定的に売上をあげていて、ここ最近は中国を筆頭にアジアが伸びています。

中国が前年比売上50%増、利益約4倍に、韓国が売上30%増、利益70%増ということで、元の数字はわかりませんが、すごい伸びですね。僕らもアジア頑張りたい・・!!

国内の中心事業である製薬会社向けマーケ支援サービスは、相性の良い国では展開しつつ、各国の特性にあわせて、例えばアメリカでは治験・医師の人材紹介事業もしており、中国でも医師の転職支援を始めています。


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すっかり海外展開も板についた感じもあり、今後もM&Aを中心に海外事業はまだまだ成長が加速していきそうですね。

塩野義製薬の合弁会社「ストリーム・アイ」設立

また、個人的に注目は、エムスリーと塩野義製薬の合弁会社「ストリーム・アイ」です。

▼エムスリーと塩野義製薬による疾患課題解決を目的とした合弁会社 「ストリーム・アイ株式会社」の設立について
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/20191004_01.pdf

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エムスリーは医薬品のマーケティングと研究開発をIT技術を強みとして進めているのに対して、塩野義製薬は医薬品の研究開発とMRといったオフラインの強みを持っており、それらを掛け合わせて、より具体の疾病課題解決を目指すとのことです。
出資比率は、塩野義51% エムスリー49%です。

最初のターゲットは、「インフルエンザ」(!)ということで、是非アイリスも連携したい!笑

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エムスリーとしても1社の製薬会社と寄り添って合弁会社を作るのは、知る限り初めてなのではないでしょうか?
多くの製薬会社から広告出稿してもらっているPlatformerとしては、色がつくことを避けたい傾向にあると思い、結構大きな意思決定だったろうな、と思います。

社長は塩野義の副社長の澤田氏自ら指揮をとられる、ということで、こちらの大型提携、要注目です!


注目 医師向けサイト その他注目のニュース
▼エムスリー
新たな社内 CVC ファンド「1 人 1 円ファンド」を開始 ~ 100 億円の投資を通じ、7P プロジェクトの推進を加􏰀化~
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/191025_CVC_J.pdf
▼メドピア
かかりつけ薬局化支援サービス「kakari」、服薬フォロー支援の新機能をリリース
https://medpeer.co.jp/press/7052.html
▼メドピア
“わたしだけ”のやせる食べ方がわかる、管理栄養士による食事コーチングアプリ「ダイエットプラス」をフルリニューアル!
https://medpeer.co.jp/press/7107.html


医療ヘルスケアBtoB 8社:バリューHRとデータホライゾンの株価が好調

企業名 2019年9月 2019年10月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
EMシステムズ[4820] 745 756 55.4 11 101%
メディカル・データ・ビジョン[3902] 441 455 163.1 14 103%
バリューHR[6078] 192 199 40.1 7 104%
アトラ[6029] 30 33 73.6 3 110%
Ubicom HD[3937] 167 164 37.1 -3 98%
データホライゾン[3628] 91 95 64.0 4 104%
アズワン[7476] 1,851 1,876 27.0 25 101%


BtoB領域は、10月はそこまで注目のニュースはありませんでした。


バリューHRとデータホライゾンは下半期の株価がずっと好調ですね!

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注目 医療ヘルスケアBtoB 注目のニュース
▼イーエムシステムズ
第2四半期連結累計期間 業績予想の修正に関するお知らせ
https://emsystems.co.jp/image/info/ir/irnews/2019/20191009.pdf
▼UBICOMホールディングス
米国IT先端企業を投資対象とするファンドへの出資に関するお知らせ
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03491/88d926c9/cabc/4cd6/b0df/45d8bd254e6d/140120191017409231.pdf
▼アズワン
2020年3月期 第2四半期決算短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7476/tdnet/1761861/00.pdf


医療ヘルスケアBtoCその他:MTI、ヘルスケアカンパニーへ爆進

企業名 2019年9月 2019年10月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
メディカルシステムネットワーク[4350] 156 165 25.2 9 106%
エムティーアイ[9438] 430 431 32.1 1 100%
DeNA[2432] 2,875 2,785 29.4 −90 97%
メディカルネット[3645] 26 27 32.4 1 104%
Welby[4438] 252 167 107.3 -85 66%

MTIが第3四半期の決算を発表しました!

▼2019年9月期 第3四半期決算説明会
https://www.mti.co.jp/ir/library/presentation/2019/20193Q.pdf


3Qまでの実績は、売上高204.2億円で前年同期比▲17.7億円、営業利益22.6億円、前年同期比▲1.9億円となっています。減収減益の理由としては、主幹事業である music.jp の有料会員数減少を挙げています。

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今回決算説明会では、ヘルスケアサービスのかなり積極的な推進が発表され、非常に面白くなってきているので、いくつかピックアップしてご紹介します。
僕自身も最近あちこちで、MTIの名前が聞くことが増えてきてて、これはMTI相当面白いな〜と思ってます。

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1.ルナルナと病院の連携

まず、ルナルナは、病院との連携を始めています!累計ダウンロード数が1400万人突破ということで、To Cを抑えまくってからの、病院営業はめちゃくちゃ一気に進みそうですね

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今までは、基礎体温が病院で見られるというサービスだけだったのですが、そこに不妊治療の服薬管理機能、月経困難症の治療サポート機能を追加しました。なおモデルは患者への月額課金のようです。

現段階では病院側への課金は無いですが、今後はプラットフォームとして病院と患者を繋ぐサービスを展開していくようです。

2.ルナルナからピルの継続処方サービス

また、オンライン診療でピルを継続処方するサービスも立ち上げ、ルナルナのプラットフォームから利用できるように連携をしています。

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参考 産婦人科向けに「ルナルナ オンライン診療」の提供を開始! ~1,400万DLの『ルナルナ』と連携し、産婦人科領域のオンライン診療をけん引する存在へ
https://caradamedica.co.jp/archives/130



ピルのサブスクといえば、ネクストイノベーション社の「スマルナ」が有名で絶好調と聞きますが、ルナルナはターゲットど真ん中の10-30代前半女性がコアユーザーだと思いますし、かつアプリを開くシーン的にもど真ん中だと思いますので、スマルナにとっては、超強力なライバルが誕生、という感じでしょうか。(自分なら激ビビるな・・)

なお、スマルナは初診対面診療なしでピルのサブスクを提供し攻めていますが、MTIは上場企業なところもあり、そこまで攻めきれておらず、提携クリニックのみへの初診を必須としているようです。
Webサイトでは、現状5つのクリニックと提携しているようです。

参考 ルナルナ オンライン診療
https://telemedicine.lnln.jp/

3.薬剤師向けクラウド薬歴サービス Solamichi

また、2019年5月より、クラウド薬歴サービス Solamichiをリリースしました!

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機能として2つあり、1つは服薬指導をし易くすることで、調剤薬局の収入となる薬学管理料を算定を増やすこと。
2つめは薬歴記入に関わる薬剤師の業務負担を減らすこと
です。



同じクラウド型の薬歴サービスとしては、カケハシ社の「musubi」が有名です!「ソラミチ」って名前も「カケハシ」にそっくりすぎやしないか・・・

ここもスマルナ同様スタートアップの領域に参入ですね〜〜こわこわ。

参考 調剤薬局向けクラウド「Musubi」開発のカケハシが26億円調達、伊藤忠やアフラックが株主に加わる
https://jp.techcrunch.com/2019/10/31/kakehashi-2-bilion-600-million-yen-funding/

4.遠隔画像診断サービス エムネス社を持分法適用関連会社化

さらに、エムネス社の持分法適用会社化を発表しています。

エムネスはMRIやCT画像をクラウド管理し、遠隔にて自社の画像診断専門医による読影結果を提供するサービスを行なっています。JMDC子会社のドクターネットと同じ領域ですかね。

参考 エムネス社ホームページ
https://www.mnes.org/


現状、CARADAでは特定の医療機関で受診した健診結果が見られるようになっていますが、このエムネスとの提携によって、健診で撮ったレントゲン画像等を患者自身が見ることができる機能が追加されると思われます。

参考 CARADAホームページ
https://www.carada.jp/kenshin-clinic/jushinsha/


以下のログミーがめっちゃわかりやすいので興味持った方は是非ご覧ください!

参考 エムティーアイ、有料会員は減少も顧客単価は向上 今期は引き続きヘルスケアサービス拡大に注力
https://finance.logmi.jp/361091?pg=2


MTI、バッチバチヘルスケア来てますね〜。昔は本当にやれるのかな、と思ってましたが、かなり閾値超えた感あるので、自分の中では本命度だいぶ上がってきてます!今後も楽しみにしています^^


注目 医療ヘルスケアBtoC その他注目のニュース
▼エムティーアイ
株式会社ポケット・クエリーズの株式取得(持分法適用関連会社化)に関するお知らせ
https://www.mti.co.jp/?p=24426
▼DeNA
ロシュ・DeNA 子宮頸がん検診の啓発プロジェクト「Blue Star Project」を共同で発足
https://dena.com/jp/press/004528
▼メディカルネット
2020年5月期 第1四半期決算短信
https://www.medical-net.com/common/doc/ir/r01/ir_r01_20191010.pdf
▼Welby
Welbyとベネフィット・ワンがヘルスケア領域で業務提携 ~「Welbyマイカルテ」とベネフィット・ワンのヘルスケアサービスを連携~
https://welby.jp/post-12840/
▼Welby
がん患者治療サポートサービス「マイカルテ ONC」を 12月に正式リリース決定
https://welby.jp/post-12843/


介護IT3社:カナミック、東京都のポータルサイトを受託

企業名 2019年9月 2019年10月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
インターネットインフィニティ[6545] 46 44 36.2 −2 96%
カナミックネットワーク[3939] 274 296 102.1 22 108%
ブティックス[9272] 53 57 32.5 4 108%


カナミックネットワークが東京都が運営する多職種連携ポータルサイト設計・開発を受託をしたことを発表しています。

▼「東京都多職種連携ポータルサイト設計・開発業務委託」に係る事業の 受託について
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3939/tdnet/1759582/00.pdf


これまで1地域ずつ導入を進めていき導入地域は800を超えた、というところですが、本受注で一気に東京都全体を抑えに行った、ということになります。(勿論しっかり活用される、というところはもう1ジャンプありますが。)

本受託の、やることとしては大きく2つで、1.多職種連携ポータルサイトと、2.転院支援のマッチングサポートです。

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1つめは、カナミック自身が医療者介護者の多職種連携サービスを提供しており、シェアはTOPクラスかと思いますが、それでもまだ地域によっては、別の多職種連携サービスを使っている中で、その一段上のレイヤーで、ポータルを作ってしまおうという発想のようです。

個人的にはぶっちゃけ、全員カナミックでも何でも1つの使うサービスに統合しようぜ、なんならSlackでしょ!そのほうが絶対業界全体プラスやん、みたいなふうに思ってしまうのですが、まあ資本主義社会ではなかなか成立しないよね、というのと健全な競争を産まないという意味もあるとは思うので・・まあ仕方ないのですが、そのサービス群を一段上のポータルを作るというのは非常に面白い発想だなと思います。


2つめの転院支援は、まさに3Sunnyの領域ですかね。最近この領域はエムスリーの参入も発表されましたが、個人的には3Sunny強く応援してるので、入り込み力で頑張って打ち勝ってほしいと思います!


また、MTIもそうですが、同時に、大企業のベンチャーの事業パクって展開という事例が多発しているので(大企業の戦略として至極真っ当かつ当然なのですが)、ベンチャーやる側としては競争戦略・参入障壁をより思考し、いかに真似できない域にプロダクトorオペレーションを研ぎ澄ませるかが重要になってきています。


なお、これらのサービスは、資料によると、来年の7月-9月に運用が開始される案で進んでいるようです。
私自身も、カナミックネットワークの株主総会に参加させていただきましたが、山本社長から意気込みを強く感じる発言もありましたので、楽しみにしております!

参考 令和元年度第1回 東京都在宅療養推進会議 多職種連携ポータルサイト検討部会
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/iryo/iryo_hoken/zaitakuryouyou/suishinkaigi/portalsite01.html


海外医療ヘルスケアIT3社:Veeva、医療機関のICT化を推進

企業名 2019年9月 2019年10月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
Teladoc health[TDOC] 4,794 4,980 186 104%
Veeva Systems[VEEV] 19,668 19,366 92.6 -302 98%
平安好医生[01833] 48,935 57,420 8,485 117%

※ TeladocとVeevaの時価総額の単位は百万ドル
※ 平安好医生の時価総額の単位は百万HKドル



Veevaは、臨床研究を行う医療機関向けに薬事業務ソリューションを無償で提供を開始することを発表しています。

▼Veeva、臨床研究実施施設向けにeレギュラトリーソリューションの無償提供を発表
https://www.veeva.com/jp/news/veeva-announces-free-eregulatory-solution-for-clinical-research-sites/


Veeva Site Vault Freeの機能としては、医療機関が臨床試験に参加するに当たって必要な規制文書や試験プロセスをVeevaクラウド上で管理を行うことが出来るというものです。

Veevaは、臨床試験に関わるオペレーションシステムを一貫して自社で作っていて、中でも治験プロセスを管理するVault eTMFと臨床試験プロセスを管理するVault Study Startupは、世界のバイオ医薬品企業上位20社のうち12社を含む、200以上のスポンサーが導入しています。


まさに、IT最先端を地で行っている我々としても実感をするのが、メーカーがたとえそういうReadyな状態であっても、臨床試験を実施する医療機関やCRO/SMO側がついてこれない、という状態にあるのです。

欧米での状況はわかりかねますが、もし同様の状況であれば医療機関が通常にクラウドにアクセスする文化を作らなければ、Veevaの真に目指す世界は実現できないでしょう。

その意味で、本ツールを無償提供することで、既存の紙やオンプレシステムよりもコスト減を実現し、ICT導入を推し進める狙いがありそうですね!


さらに、2020年下半期には、Veeva SiteVaultを使用している試験実施医療機関から他のVeevaツールを使用しているメーカーへ、文書やデータを自動共有できるようになる予定とのことです。

日本でも是非ともお願いしたい、Veevaの期待の取り組みです。


注目 海外医療ヘルスケアIT その他注目のニュース
▼Teladoc Health
テラドック・ヘルスが職場での精神的不健康の悪影響を明らかにする国際研究を発表
https://www.teladochealth.com/en/newsroom/press/release/workplace-mental-health-stigma/
▼Teladoc Health
Teladoc Health Reports 2019年第3四半期の結果
https://teladochealth.com/en/newsroom/press/release/third-quarter-2019-results/



さて、以上で、今回の定点観測はおしまいとさせていただきます。

なお今月の時価総額伸び最大は、MRT社が120%で1位で、マイナスが一番大きかったのがWelby社の66%でした!

さいごに学びがあったなーと少しでも思う人は、FacebookやTwitterでシェアでもNewspicksでPickでもなんらかアクションしてもらえると嬉しくてまた次回も書く気力に繋がるので、ぜひお願いします!!

では年内の借金を早めに精算できるように、11月記事更新もがんばります!! See you soon!!

->頑張って毎月更新中!過去の定点観測はこちらのまとめよりどうぞ


▼1/9まで「ティール組織」が半額1,350円になってます。この機会に是非。

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