Merry X’mas & Happy New Year!明日仕事納めで日本帰りますー!
年の締めなので、医療ヘルスケアもビジネスも投資も何も関係ないけど、今年もいつも以上に夢中になったHip Hopとにかく聞きまくった曲2017について書いてみました。今年もしんどいときも上がったときもいつもHip Hopに支えられました。
あんまりいないと思うけど、興味ある人は見てください。(といいつつ、医療やってる人ってHip Hip好き多いですよねなぜかw 連絡もらった人とか、僕もHip Hop好きですと言われることが多い笑)
2017年は日本ではいよいよHip Hopモメンタムが最高潮な感じで、リスナーもかなり増えている中で、やってる側としたら葛藤とかもあるんだろうなと想像しつつ、1リスナーとしてはどんどんやばい曲が生まれているのは嬉しい限りです。
2017やばかった日本語ラップ
今年やばくて仕方なかった人たちといえば、やっぱりBad HopとYENTOWNとKid Fresino、C.O.S.A、jjjだなーとなんか全く去年と同じこと言ってますが、今年ももってかれました。
去年、Bad Hop「Lifestyle」、C.O.S.A、Kid FresinoとJJJ「LOVE」、KiLLaの「SHINE」とか、個人的には日本語ラップ史上でも残り続けそうだよなーという曲たちがラッシュ的に生まれた(しかも全部一語タイトルw)と思ってるのだけど、今年は彼らがその活躍を見せつけた感が凄い一年だったなと思ってます。
C.O.S.A. × KID FRESINO “LOVE Prod by jjj”
リリースは去年なんだけど、個人的にはちゃんと聞いたのは今年で、友達の熱狂によるものがきっかけだったのだけども、とにかく好きで好きで上半期はこればっかずっと聞いてた。
UP IN SMOKE – MONYPETZJNKMN (Prod. Chaki Zulu)
YENTOWNの3人によるファーストから。くそみたいなことをずっと歌ってる曲wなんだけどかっこよすぎてやばい。。YentownはBad Hopのようなキャッチーさもなくて新世代の中では別次元感ある。PETZは窪塚君に似ててかっこいいすよね。
BAD HOP / Mobb Life feat. YZERR, Benjazzy & T-Pablow
BAD HOPはその溢れ出る仲間感が最高ですね。「掃き溜めからFly」とか「俺ら仲間たちと稼ぐMoney」とかキャッチーに自分たちを象徴するパンチラインが超絶かっこよかった。
また2017年、極私的Hip Hopベストアルバムは、IOの「Mood Blue」にあげたいと思います。アルバムとしての完成度が高すぎて、毎日通勤中はこれ聞いてあげてから仕事いってます。
Anarchyとの「This Time」やZeusとやったKid Fresinoがトラック作った「Feel My Minute」が白眉だとは思いつつ、アルバムタイトルにもなってる二曲目「Mood Blue」が一番個人的にはヤラれました。
残念ながらYoutubeにないので、代わりに「Feel My Minute」あげておきますが、これは是非アルバムで聞いてほしいです。
IO “Feel My Minute” feat. Zeus
そんなわけで今年の2017/2018年越しはいつもの仲間たちと、渋谷WWWでNewYearPartyかなーと考えてます。
BAD HOPもYENもKid Fresinoもjjjも出るって言うwまさに2017の締めくくりにはぴったりっすね。カウントダウンはPUNPEEのDJとか、ほか渋谷でJP THE WAVYとか超WAVYですw
JP THE WAVY / Cho Wavy De Gomenne Remix feat.SALU
大御所もやばかった
一方、元祖Bad Boysと言えば、N.C.B.B(NORTH COAST BAD BOYZ)だと思ってるのだけど、こないだ札幌行ったときに偶然、Bad HopとN.C.B.Bの対バン見れた夜は最高でした。北のBad Boysに川崎から来たBad Boysとかなんなんだその最高の組み合わせはっていう。
N.C.B.B.の「バラまく夜」は自分の中でもAll Time Best級に好きな一曲なのだけど、彼らの11月に出した新曲「and Cheers」はちょっとガツンとやられちゃいまして、直近でこの12月はこの曲ばっかり聞いてました。
N.C.B.B./and Cheers
そこまでN.C.B.Bの昔を詳しく知らないのだけど、自分でBad Boysと名乗ってるし、リーダーのHOKTは「IWGP(池袋ウェストゲートパーク)」のキング役(窪塚君)のモデルと言われるのだから、文字通り表舞台出れないBadな生き方してきたのだろうし、それゆえに周りには悪い奴らばかりで、嘘とか裏切りとかが日常茶飯事な世界を生きてきた彼らが、ようやく見つけた帰るべき場所がココ、感がビシビシ伝わる最高に良い曲だなーと思います。大好き。
Young Daisも独り立ちしてもすげー人気でそうだけど、もうずっと札幌!仲間!N.C.B.B.出るなんてありえない!みたいな感じですよね。同じようなことは、Bad Hopの中のT-Pablowもそういうマインド通じる感ありますよね。
僕なんか周りに信頼・信用できる家族や友人や同僚や出会う人ばかりで幸せです。
N.C.B.B./”バラまく夜”
「結局地元」という感覚の芽生え
さて、上に挙げたBad Hopと川崎や、N.C.B.BやTha Blue Herbと札幌、「結局地元」と歌ったKOHHやY’Sと王子など、Hip Hopとその土着性というテーマは、1冊の本じゃ書ききれないくらいの壮大なテーマだと思っているのだけど(ラッパーの作るPVは、その多くが自分のホームタウンを映し出すだろう)、その中で自分の中の地元愛がようやく目覚めてきたな、という考えが生まれてきたのも2017現在の僕を語る上で大きな変化だった。
親の仕事の影響で転勤族だった僕は、自分が社会人になってからも移動ばかりで、名古屋生まれ横浜(一度目)千葉埼玉札幌横浜東京鳥取東京(目黒→西小山)横浜(三度目、野毛)そんでシンガポールとだいぶあちこちを飛び回っていた生きてきた。まったく多動症で、「Go」の窪塚君(またw)風に言えば「俺は根無し草」だという劣等感をずっと頂いてきた。
中学一年以降大学までずっと過ごした横浜が一番長かったけれども、中高生の頃はぜんぜん好きではなかったし、大学生になってからは実家はあるものの東京の友達の家にずっと入り浸りで、むしろ横浜なんて中途半端でダサいなんて思ってた時期もあったくらいだ。
それが20代後半、家を買おうと選んだ街は、よりにもよって横浜の中でも最もdope townな野毛で、住んでみると、どうやらかっこいいHip Hopが横浜からたくさん生まれていることを知る。そして今、遠く離れた地で、自分はやっぱり横浜が好きだなと気づいたし、今年はあえて横浜生まれのHip Hopを好んで聞くようになった。
別に2017年新曲でもなんでもないけれども、今年聞きまくった横浜生まれのHip Hopたち。
越冬 / ICE BAHN
くっそ寒い雪降る札幌で聞いた冬を越えては最高だったなー。
FORKは今年、フリースタイルダンジョンでもモンスターにも選出されて有名になったけど、明らかに他のモンスターとは別格にかっこよかった。横浜Bridgeという大御所クラブでICE BAHNが毎月パーティーやっているそうなので、今度遊び行きたい。誰か一緒に行きましょう。
あと今年意識的に聞いたのは、OZRO SAURUSで、「AREA AREA」は昔から好きだったけど、地元愛強まる中でとんでもなく大切な曲になった。
OZRO SAURUS / AREA AREA
ほか残念ながら終わっちゃったけど、横浜出身やけのはらやミスターメロディーが伊勢崎町Bar Moveで月イチやってたDJパーティー「Hey Mr. Melody」はプライベート感あふれて最高で、野毛住んでたとき毎回仕事帰りに行ってたし、野毛で飲んでたりすると、サ上とロ吉友達だよ、みたいな人と出会うのが多くってすごく楽しい。
今でも日本帰国のたびに野毛は必ず行くし、行く度に死ぬほど笑うし、転勤族で故郷の無さに劣等感みたいなものを感じていた自分に、ついぞ地元愛これね、みたいなのが強まったのは個人的にはとても幸せでした。
というHip Hopなんだか、横浜愛なんだかよくわからない話になりましたが、人生なんてそんな簡単にカテゴライズできないもんだから良いんだよね!というよくわかんないまとめです。
最後に無理やりまとめるために、2018年、期待の若手を紹介して終わります!
TRI MUG’S CARTEL/NOW WE COME
MU-TONのフリースタイルのやばさが注目されてますが、謎に包まれてる感ありありのTRI MUG’S CARTELは、2018の活躍を一番楽しみにしてます。一曲だけYoutubeにドロップされたこの曲がdopeすぎてやばい。。その上タイトルが「Now We Come」とかセンスありすぎる。ついに俺らがやってきたぜ、感。
2018年もHip Hopはまだまだ熱そうですね!では来年もよろしくお願いします!
▼いま一番人気の記事
・【随時更新】医療ヘルスケア業界でビジネスやる人へのおすすめ本15選
▼こちらもどうぞ
・Newspicks専門家に選ばれました!医療・介護のリアルについてコメントしています。
・シンガポール住んで1年が経った今、『一生を賭ける仕事の見つけ方』を読み思うこと。
・そもそも田中大地って誰?筆者の経歴とプロフィールはこちら
・ジョブホッパーはアジアへ出よう。アジアの人材市場と転職マーケット