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MITテクノロジーレビュー「Innovators Under35」のアドバイザリーボードに就任!今考えていることを語ってみる

MITTR「Innovators Under35」日本初開催

こんにちは、アジヘルさんです!熊本から数日前に戻ってきて、すっかり都会の空気に染まってきてしまいました。自然行きたい。

さて、表題の通り、MIT Technology Review伝統の「Innovators Under35」が今年日本で初開催されることになりました!ぱちぱちぱちー!

MITTR Innovators Under 35 Japan

MITテクノロジーレビュー(MITTR)は、アジヘルブログ読者の方の御存知の方も多いと思いますが、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)が1899年に創刊した最も歴史と権威があるテクノロジーメディアです。
個人的にも、テック系のメディアはこれだけ読んでおけば間違いないという、リスペクトするメディアです。

そのMITTRが、米国をはじめ各地域で開催する「Innovators Under 35」は35歳未満の才能ある若きイノベーターたちを讃え、その活動を支援することを目的としたアワードとして、1999年に米国で始まり、これまでヘレン・グライナーやセルゲイ・ブリン、マーク・ザッカーバーグ、イアン・グッドフェローなど多数のイノベーターを発掘し、世界に紹介してきました。
これまでの受賞者



今年初開催となる日本版の「Innovators Under 35 Japan」では、コンピューター/電子機器、ソフトウェア、インターネット、AI/ロボット工学、輸送(宇宙開発含む)の5分野から、合計10名のイノベーターを選出する予定です。



▼イベント詳細はMITTR主催「Innovators Under35」公式サイトはこちら

僕もアドバイザリーボード選出されました

さて、なんで僕がこの案内をブログでしているのか、というところですが、実は大変光栄なことに、Innovators Under35日本初開催に際して、第一回のアドバイザリーボードとして就任させていただきましたからです!

▼Advisory Boardのみなさん
アドバイザリーボード

自分が佐々木俊尚さんと並ぶときが来るとは思ってなかった・・(昔佐々木俊尚さんの著書「キュレーションの時代」など多大なる影響をうけました)

かっこいい名刺も頂きました。オフラインで人と会うことがあまりないので、あまり渡す機会がないのですが・・・
アドバイザリーボード

僕は今年35歳なので、アドバイザリーボードの中ではおそらく一番Under35に近いと思うので、これぞ日本を代表するUnder35だと世界に誇れる人が集まるように頑張っていきたいなーと思います。

審査員も超豪華

審査員として西森秀稔氏、村上憲郎氏、夏野剛氏、村井純氏など、まさに時代を作ってきた方々が選考を行います。

審査員1
審査員2
審査員3

まさにInnovators Under35初開催に際して、MITTRの世界基準を満たす選考を行うために、ふさわしい審査員が揃っていると思います!

自身のUnder35にかける想い

今回MITTR編集部の方から、本アドバイザリーボードの就任依頼を受けて、Innovators Under35の思想にめちゃくちゃ共感して、即日お受けさせていただきたいことを伝えました。

自分自身で「事を成す」ことはもちろんですが、同時に、いかに次世代に活躍してもらうか、機会提供できるか、ということを考える割合が増えました。

アイリスは多くがUnder35である組織ですが、日々若手の活躍には驚かされるばかりです。彼ら/彼女らが大きな成果を挙げるとき、何よりも嬉しいです。自分が同い年くらいのときはそんなことできんかったわ・・とよく思います。

また、よくヘルスケア領域において起業家/起業を考えている人の相談にも乗らさせて頂くのですが、本当に凄く社会にインパクトを与える可能性を感じるのは、Under35が多いなという印象があります。

自分自身でも、こうした業界の次世代を育てるためにも、個人インターンという取り組みもやっています。
インターンは、将来ヘルスケア業界を背負って立つリーダーになる可能性を秘めた自分が認めた20代の人たちです。

個人インターンとは、を考える。僕は、誰もが面白い「個人」に師事するという世界を作りたい。
目次 個人の時代における、個人と個人の関係を考える インターンというものに関する小さな違和感 1. 本当に憧れた、この人の...

まだ言語化しきれていませんが、医療ヘルスケア業界において思いをつなぐ、それは世代で分断した何かではなく、連綿たるものを作っていきたいという思いがどんどん芽生えているのを感じています。

Under35の活躍と、エスタブリッシュメントからのバックアップ

こうした思考に至るまでに多大なる影響を及ぼした一冊瀧本哲史氏の「武器としての交渉思考」から引用します。

どの国のどの時代であろうと、社会が大きく変わるとき、その運動の中心を担うのは、20代、30代の人間です。

日本の明治維新も、その中心となったのは20代後半から30代前半の若者でした。

明治維新のきっかけとなった薩長同盟が締結されたとき、薩摩藩側の代表をつとめた大久保利通は35歳。長州藩の木戸孝允は32歳でした。

戊辰戦争で最後まで新政府に抵抗したのちに、明治政府の重臣となった榎本武揚は、31歳で海軍のトップに就任しています。

日本の初代総理大臣、伊藤博文は、大久保利通が死んで36歳で内務卿となり、その時点で事実上の国政のトップに立っています。

しかし、ここで見落としてはならない重要なことがあります。

それは、革命の裏には必ず、若者たちをバックアップするエスタブリッシュメント層(社会的な権威・権力を持つ人々)がいたということです。

日本の明治維新を担ったのは、坂本龍馬や高杉晋作などの志士と呼ばれた若者たちでしたが、彼らの多くは自分の生まれた藩から「脱藩」しています。

当時の藩の決まりでは、脱藩に対する刑罰は死刑であるのがふつうです。

ところが、志士のひとり、江藤新平は、生まれ故郷の佐賀藩を脱藩したあとに帰郷しますが、前藩主であった鍋島直正は、彼の才能を高く買っていたために無期謹慎に罪を軽減し、江藤の命を救ったのです。

それにより江藤は政治活動を継続することができ、のちに明治新政府に加わることになりました。

また、長州藩出身の桂小五郎(のちの木戸孝允)も、10代のときから藩主・毛利敬親に特別に目をかけられ、藩の若き俊才として優遇的な立場を与えられていたことが、のちの活躍につながる大きなきっかけとなったのです。

他にも、たとえば中国で共産革命を主導した毛沢東には、14歳年上の中国共産党初代トップ、陳独秀がいました。「新青年」という言論誌を創刊し、魯迅らの言論活動を支援していた超名門の家の出である陳は、北京大学の図書館職員として働いていた20代の毛沢東に活躍の場を提供。毛が世に出るきっかけをつくっています。

このように、革命というものは、若者たちだけの力で成し遂げられるものではありません。革命を成す若者たちは、その時代、その国で権力を握る、エスタブリッシュメント層の人々から支援を受け、ときに彼ら「大人たち」に変化を促うながすことで、世の中を動かしてきたということが言えます。

つまり、本当に世の中を動かそうと思うのであれば、いまの社会で権力や財力を握っている人たちを味方につけて、彼らの協力を取りつけることが絶対に必要となってくるわけです。

これは、本当にそうで、本当に時代を変える者であれば(で、あるからこそ)居心地のよい同世代だけとつるんでいてはいけないです。いかにその瞬間居心地が悪くとも、エスタブリッシュ層に自らリーチして、バックアップしてもらうことが、時代を変えるために必要なことなのだろうと思います。

まさに審査員はこの国におけるエスタブリッシュ層(良い意味で)ですし、選出された際は、グローバルメディアMITTRの力を使って、グローバルに取り組みを世界発信するチャンスでもあります。我こそは時代を作るUnder35だという方、是非機会を作り出してもらえたら嬉しいです。

ご応募お待ちしています!

そういうわけで、我こそはという方の自薦、この人こそはという方の他薦をお待ちしています!(他薦の場合も最終的には候補者自らの応募が必要になります)

応募フォーム

他薦フォーム
※応募は10/30までです。推薦文も必要になりますので、お早めにご準備ください

自分も、友人や知り合いなどで、この人たちだったら誰が選ばれてもおかしくないという人たちを推薦させていただきました。(推薦した方には連絡行ってるかもです!)



個人的にはUnder35の起業家からの応募はもちろんなんですが、自身が起業家じゃなくても、その会社のミッション達成のためにこの人がコアなんだよな、という次世代の人が選ばれても面白いと思います。

是非その場合は代表から推薦文をもらってほしいなと思います。

若手から代表に推薦文を書いてくださいと依頼することも、彼/彼女のために時間を使おうと思う代表の思考も、その瞬間はとてつもなくエモそうだなと思います。



それでは、
多数のご応募お待ちしています!



▼MITTR主催「Innovators Under35」公式サイトはこちら

▼以前MITTR主催のEmerging Technology Niteで私が講演したときの記事はこちら



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