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医療介護ヘルスケアITの時価総額(2016年4月版):メディカルシステムネットワークが日本郵便との提携で連騰

医療介護ヘルスケアIT上場企業の時価総額を毎月定点観測していきます。(4月版)

皆様こんにちは、さてそろそろ定番化してきたでしょうか、今月もいってみたいと思います、医療介護ヘルスケアIT銘柄の時価総額定点観測。

相場全体としては、17,000円台を一時回復し、調子良さそうに思えましたが、最後の最後で落とされましたね。着地としては、ほぼ前月並みとなっています。

なお日経平均の推移は、
2016.1.4:19,033円
2016.2.1:17,890円
2016.3.1:16,085円
2016.4.1:16,164円

3月→4月騰落率:101%

です。

全体としては101%ですが、ウォッチしている個々の銘柄ではかなり値動き出ていますので、面白い感じになってきました。早速見ていきたいと思います。
※時価総額は4/1時点の終値のものとなっています

医師向けサイト4社:遠隔診療大ブーム

銘柄 2016年3月 2016年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
エムスリー[2413] 8,702 8,825 73.5 +123 101%
ケアネット[2150] 31 46 29.2 +15 148%
メドピア[6095] 33 57 191.7 +24 173%
MRT[6034] 62 295 295.8 +233 476%

いきなりですが、ここは遠隔診療がらみで今月は大きな動きがありました。

MRTはなんと前月対比500%近く時価総額が伸びる大相場を演じています。わずか1ヶ月にして、時価総額60億円台から一気に300億円近くまで伸ばしました。PER300倍、、ちょっと聞いたことないレベルですね。

MRTが発表した患者向け遠隔診療サービス「ポケットドクター」もリリース前ということで、まだ何も結果を残していない中で、この期待感は凄いですね。

ヘルスケアITの中でも「遠隔診療」ほど注目の高いテーマはないように思えます。
ただ、ここはまたしっかり書こうと思いますが、個人的には国内におけるBtoC向けの遠隔診療が流行るかはまだまだダウトだと思っていますし、もしうまくいっても相当の時間はかかることは確実だと思っていますので、いつまでも期待は続かないことを考えれば株価は急落の可能性も大きいと思います。

まあ、そういった事情もあり、今後どう動いていくのかウォッチするため、今月からMRTも追ってみたいと思います。

その遠隔診療の関連銘柄として、物色されているのかメドピアやケアネットも久々に時価総額を大きく伸ばしています。

なお、二社ともに遠隔診療サービスは現在のところ始めておりませんが、医師を抱えているという点で新規事業に期待がかかっているのかと考えられます。

実際はエムスリーは遠隔映像サービスに強いブイキューブ社とエムキューブという合弁会社を設立してサービス提供を始めておりますが、さすがにほぼ株価には反映してないようです。

とはいえエムスリー自体も、BtoC向けの遠隔診療は積極的に進める気はないようで、エムキューブのシステムもBtoBの医師間向け遠隔診療サービスや、製薬会社to医師における講演会、ディテーリングでの活用に留まっています。

BtoBサービス4社:期待のメディカルシステムネットワーク大ブレイク!

銘柄 2016年3月 2016年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
メディカルシステムネットワーク[4350] 135 161 10.7 +26 119%
イーエムシステムズ[4820] 222 218 13.6 -4 98%
エヌ・デーソフトウェア[3794] 155 155 25.5 0 100%
アトラ[6029] 77 72 23.3 -5 94%

ここは嬉しい動きがありました。

前回、前々回のこの記事で、おすすめ買い銘柄に入れていたメディカルシステムネットワークが日本郵便との提携の動きが日経一面にて報道され、大相場を演じはじめています。

この記事執筆時点で2日連続のストップ高。僕にもかなりサプライズでしたが、お勧め通り買った人はラッキーでしたね(笑)

なお日本郵便との取組は、同社の運営する調剤薬局で調剤した医療用医薬品を日本郵便のネットワークで、自宅まで郵送するというものです。在宅医療・遠隔診療の文脈ですね。

こちらも遠隔診療銘柄ということで、MRT並みとはいいませんが、2倍3倍に伸びてほしいものです。

その他は大きな動きはなさそうです。
なおイーエムシステムズは3/31基準で株式を1:2の割合で分割しておりますので、かなり買いやすくなっています。うーんそろそろ買いたい。

BtoCサービス6社:ネクスト復活劇

銘柄 2016年3月 2016年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
ネクスト[2120] 1,189 1,538 53.9 +349 129%
エムティーアイ[9438] 459 450 16.7 -9 98%

 日本メディカルネットコミュニケーションズ[3645]

22 26 108.6 +4 118%
じげん[3679] 337 379 41.2 +42 112%
グリー[3632] 1,284 1,436 17.9 +152 112%
DeNA[2432] 2,485 2,868 24.3 +383 115%

ここはどこも好調な推移ですね。新たな大ニュースが出たという訳でもなさそうなので、ここ数か月続いていた調整分を少しずつ戻した形でしょうか。

じげん、ネクスト、DeNAあたりはもう少し落ちたところを狙っていこうと思っていたので、個人的には残念ですが。

海外メディア2社:こちらも好調な推移。

銘柄 2016年3月 2016年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
WebMD[WBMD] 2,099 2,374 35.6 +275 113%
Everyday Health[EVDY] 155 182 +27 117%

※時価総額の単位は百万ドル

海外メディア2社も順調成長ですね。海外にも手を出そうと言いつつ、なかなか動けていません。うーんどこかでもっと勉強しないと。

以上で、今月の定点観測はおしまいとさせていただきます。いかがでしたでしょうか?


最後に、

【アジアで働くヘルスケアITマーケターの今月の成績】

今月も晒します。晒せなくなったら悟ってください・・・。

TOPIXが前月比100%だったのに対し、僕の成績は前月比102%となっています。4ヶ月ぶりのプラス成長・・・嬉しい。非ヘルスケアIT銘柄がプラマイさまざまで、最後のメディシスに救われた形ですかね。

とはいえまだまだ目標のTOPIX+10%からは差が大きいので、感覚研ぎ澄ませて頑張っていこうと思います。
暴落怖くてあんま買えない症状が継続していますが。。。

【アジアで働くヘルスケアITマーケターの今月の買い!銘柄】

遠隔診療銘柄はもうちょっと手を出せない感じになってきてしまっているので、やはり業績良好・割安株から、イーエムシステムズを個人的に買おうと張っています。

1,200円で指値を入れているのですが、そこまではなかなか引っ掛からないですね。分割でもう少し流動性高まると思っていましたが、ほぼ変動はないようです

ではまた来月!

前月(2015年3月版)の時価総額定点観測はこちら。

2015年2月版の時価総額定点観測はこちら。ウォッチしている各社の詳しい説明も載せています

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