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ブログを始めるにあたってーヘルスケアIT市場はなぜ面白いのか

ヘルスケアITと言われる市場が盛り上がってきてますね。
唯一のまだ伸びるIT市場だと言われてみたり、アメリカのスタートアップの資金調達なんか見ても、毎回のように医療・ヘルスケア関連が顔を出していたり。

本ブログにお越しいただいた方は何らかの形でヘルスケアITという領域に興味をお持ちなのかと思います。

まずは簡単に自己紹介をさせて頂きます。
もともとリクルートのネットビジネス推進室というところで戦略を学び、ベンチャーで事業立ち上げを経験し、1年半前からヘルスケアITベンチャーのでマーケターとして働いています。転職後は、認知症関連サイトを立ち上げて半年で100万PV超えのサイトへ育てました。

2015年の10月よりシンガポールに転勤になり、アジア×医療・ヘルスケア×ITの領域で事業作りをやってます。アジア・ヘルスケア・ITとか我ながら流行ものすぎる感もあるのですが

→詳しくは経歴・プロフィールのページをご覧ください。

なぜリクルートや楽天ではヘルスケア市場で成功できないのか

医療・ヘルスケア市場ってやっぱり面白くって、旅行とか食とかの市場と違って、めちゃくちゃ参入障壁高いんですよ。

国の保険制度とか、色んな規制とかで、がんじがらめなんで、分かってる人はどんどんその隙をついて事業進出ができるし、わからない人が参入しようと思ってもマジでしんどい。
だから、いわゆるリクルートとか楽天とかDeNAとか、インターネット界隈のでかい企業が入ってきにくいのですよね。

彼らが事業考えると、すぐ病院の予約サイト作ればいいじゃん!(他領域からのアナロジー)とかいま遠隔診療がキテるらしい(アメリカ成功ビジネスモデルの輸入)、とかそういうネットビジネス的な発想になっちゃうんですけど、日本だと規制や国民保険の充実とかがあるから、上のようなやつは絶対儲からないんですよ。よっぽどうまくやらんと。

だからこの領域で成功してる会社って、バーティカルに攻めてるとこばかりですよね。

日本だとエムスリーとかが有名だと思います。Appleとかも頑張ろうとはApple Watchも使っている人は、Fit bitよりも少ないのでは、という話を聞いたことも多いです。

圧倒的な医療・ヘルスケア領域の構造理解があるから、イケてる事業作りができるっていうのは、個人的にはとても面白いなーと思っていて、このヘルスケア領域をもっと深堀りしていきたいなと思っています。

とはいえ、まだま業界知識が足りないなと実感する場面が多く、本ブログは自分が学習をしながらということを主に医療・ヘルスケア・介護の領域で僕が気になってる事業のこと、アジアで面白そうなことやってる会社やビジネスチャンスなどについてインプットをしながら、アウトプットしていければと思ってます。
それでは、宜しくお願いします。

※なお、本ブログで書かれていることは、所属する会社とは何ら関係を持たず、個人の意見であるということを予めご承知おきください。

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