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【上場記念】知られざるド本命、ノーリツ鋼機&JMDCを徹底解説!2019年11月版医療介護ヘルスケアIT時価総額ウォッチ

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皆さんこんにちは、アジヘルさんです。
11月の医療ヘルスケア最新ニュース更新です!

ついにここまできた! これでDelayは解消したので、通常運行に戻ります!
まじで個人インターンの三浦さんに感謝です。



いつもどおり、11月の個人的な思い出深いトピックからスタートです!

11月も盛りだくさんでした!


まずしょっぱなから、IHL海外部でマレーシアのヘルスケア最新状況視察いったり(最高のメンバーでよく学びよく飲んでよく笑って超楽しかった〜!!次は中国!)



全然詳しくなかった電カルについて勉強して「ビジネス+IT」でアウトプットしてみたり、



アイリスの創業2周年記念でお世話になってる皆様を呼んで盛大に宴を催したり



そこからドイツに飛んで人生初MEDICA参加したり(ドイツ住みたい)

(現地レポはTwitterでやりました! こちらの#MEDICAリンク 見てね。記事にもまとめたいので、がんばる!)



3時間、参加費3万円Overのセミナーで「デジタル時代のヘルスケアビジネスの立ち上げ方」というテーマで講師やらせてもらったり(50人近くの会場満席Azs!めちゃくちゃ参加者の方とその後の仕事に繋がっててAzsAzs!)

(こちらもTwitterで #アジヘルのヘルスケアビジネス立ち上げシリーズ ってタグで最近つぶやき増やしてます! 書籍化したいので出版社の方ご連絡お待ちしてます!)



さらに野毛リンピックで締めることができました!(三浦さんも初参戦で、めちゃくちゃ飲んだw)



いやー11月も盛りだくさんだったな〜半分近く海外だったし。
ただ、ほんとにハードすぎた。。。マジで人生最大級に忙しすぎて泣きそうになってました・・(連絡遅延しまくってた皆様すみませんでした)



さて、では前置きはこのあたりにして、11月のニュース行ってみましょう!

今回は医療データ利活用企業のJMDCがついに上場!ということで、上場記念版として、その親会社のノーリツ鋼機&JMDCを徹底解説します!

知られざるド本命ヘルスケアカンパニー、ノーリツ鋼機&JMDCに刮目ください!


まず日経平均の推移です。
2017.12.29:22,764円
2018.2.1:23,098円
2018.3.1:22,068円
2018.4.1:21,453円
2018.5.1:22,467円
2018.6.1:22,201円
2018.7.1:22,304円
2018.8.1:22,553円
2018.9.1:22,865円
2018.10.1:24,120円
2018.11.1:21,920円
2018.12.1:22,351円
2019.1.1:20,014円
2019.2.1:20,773円
2019.3.1:21,602円
2019.4.1:21,205円
2019.5.1:22,258円
2019.6.1:20,601円
2019.7.1:21,275円
2019.8.1:21,521円
2019.9.1:20,760円
2019.10.1:21,755円
2019.11.1:22,927円
2019.12.1:23,297円

10月→11月の騰落率は、101%となっています。


医師向けサイト4社:メドピア、通期決算 売上利益ともに過去最高

企業名 10月 2019年11月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
エムスリー[2413] 17,677 20,829 94.6 3,162 118%
ケアネット[2150] 74 89 29.4 15 120%
メドピア[6095] 247 317 63.4 70 128%
MRT[6034] 54 54 0 100%

メドピアは通期決算を発表しています。今回も激アツな決算でした!

▼2019年9月期 決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6095/tdnet/1770124/00.pdf


FY2019の売上高、利益ともに過去最高を記録し、売上高は約30億円(前年1.4倍)、営業利益は5.5億円(前年1.5倍)と引き続き素晴らしい成長となりました。

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また、first callやFitsPlusなどの事業が含まれるヘルスケアソリューションのカテゴリは、通期で約1億円の利益となり黒字化を実現しています。(前年は5,200万円の赤字)

first callはオンライン診療サービスから、法人向けの産業保健サービスへと転換し、見事に戦略が決まったという結果を見せた、ということになります。さすがすぎる・・!



FY2020期の通期予想としても、引き続き売上・利益ともに1.4倍の成長を目指すとしています。

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ぶっちゃけ、発表当時は、そんなんいけるんかい!?と思っていたのですが、FY2020の時価総額500億円も現実味を帯びてきましたね。東証一部への市場変更申請準備も開始したというリリースも出ており、実現すればより勢いが加速していくでしょう。

参考 東京証券取引所本則市場への市場変更申請準備に関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6095/tdnet/1770084/00.pdf


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今期はデータだ!ということで、ほんまそのとおりやな〜と思ってます。データ、データ!僕も夢中です。

メドピア、日医工と業務提携で「kakari」販促拡大

また、注目は、ジェネリック医薬品メーカーの最大手の一つ、日医工とkakariの拡販を行うための提携を発表しています。

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これまでの医師向けP/Fのビジネスモデルとしては、マーケティングコストが投下しやすいブランド製薬会社のマーケ支援コストメインだったのですが、kakariのように薬局向けのサービスを提供することで、ジェネリックへの切り替えが最大ミッションの一つとなっている調剤薬局に対して、ジェネリック医薬品メーカーがクライアント/パートナー候補となることは、パラダイムを変える動きとして、めちゃくちゃ面白い!!

このリリース見たときはメドピアの戦略にゾクゾクしてしまいました。

参考 日本の3大ジェネリックメーカー
▼日医工
HP:https://www.nichiiko.co.jp/
売上:1665.92億(2019年3月期)
時価総額:886.86億(12月30日時点)
▼沢井製薬
HP:https://www.sawai.co.jp/
売上:1843.41億(2019年3月期)
時価総額:3050.50億(12月30日時点)
▼東和薬品
HP:https://www.towayakuhin.co.jp/
売上:1051.04億(2019年3月期)
時価総額:1466.15億(12月30日時点)



また、11月より、CDI取締役パートナー/CDIメディカルの社長を務める安島 孝知氏が取締役(社外取ではない!)として、新たに経営陣に加わります!

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参考 役員人事に関するお知らせ(メドピア)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6095/tdnet/1770317/00.pdf

CDIもそのまま続けるということで、メドピアにCDIの戦略コンサルパワーが連携されるはずで、ますます製薬会社への提案力強化や提案の幅が大きく広がりそうです。これも、また楽しみな展開です!


戦略、オペレーションの双方で想像をどんどん超えていくメドピアの今後が楽しみで仕方ありません!!引き続きメドピア社は、アジヘルさん大本命として激オシです!(僕も一株主として応援しています!)


注目 医師向けサイト その他注目のニュース
▼ケアネット
2019年12月期 第3四半期決算短信
https://www.carenet.co.jp/wswp/wp-content/uploads/2019/11/kessan_tanshin_20191113.pdf
▼メドピア
メドピア、医師向けスポット求人サイト『MedPeerスポット×リクルートメディカルキャリア』をリリース
https://medpeer.co.jp/press/7151.html
▼MRT
2019年12月期 第2四半期 決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6034/ir_material_for_fiscal_ym/73134/00.pdf
▼MRT
MRT株式会社、「MONETコンソーシアム」に参画決定
https://medrt.co.jp/pr/pdf/news-2019-1119.pdf


医療ヘルスケアBtoB 8社:ノーリツ鋼機、JMDC上場!

企業名 2019年10月 2019年11月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
EMシステムズ[4820] 756 775 56.6 19 103%
メディカル・データ・ビジョン[3902] 455 375 93.7 −80 82%
バリューHR[6078] 199 223 45.2 24 112%
アトラ[6029] 33 34 74.0 1 103%
Ubicom HD[3937] 164 136 30.6 -28 83%
データホライゾン[3628] 95 102 68.8 7 107%
アズワン[7476] 1,876 2,000 28.8 124 107%
ノーリツ鋼機[7744] 568 671 94.3 103 118%

さて、最初にお伝えしたとおり、11月はノーリツ鋼機の子会社であるJMDCのマザーズ上場が発表されました!

上場記念として、今月からノーリツ鋼機、来月からはJMDCもウォッチ企業に追加しますので、今回は最新の決算情報をもとに、この2社の徹底解説をしていきます。

▼決算説明会資料(ノーリツ鋼機)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7744/tdnet/1774853/00.pdf



ノーリツ鋼機は、創業1951年で、時価総額は約689.1億(2019年12月11日時点)です。

もともと写真処理機器を製造する会社として非常に有名ではありましたが、写真のデジタル化が進む中で本業の売上が落ち込み続け、2005年に、経営陣・業態を大きく変え、事業ができる投資会社という方針で再度立ち上がっています。



投資対象の事業領域としては、「ものづくり」「ヘルスケア」「創薬」「シニアライフ」「アグリ・フード」となるホールディングスカンパニーです。

SMSと事業領域が似ており、(会社の雰囲気も似てる?)、僕のSMS時代の先輩も何人かノーリツ鋼機に転職しています。

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参考 ノーリツ鋼機 中期経営計画
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7744/tdnet/1685480/00.pdf


本ブログで特に紹介していきたい領域としては、シニアライフとヘルスケアかなと思っていますが、対象2領域のFY2020上半期の事業売上の構成としては、シニアライフ事業が41%、ヘルスケア事業が35%となっています。

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まず、シニアライフについて見ていきましょう!
シニアライフ事業では、2020年3月期上半期は売上約13.5億円、利益約5,000万円となっています。

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主な事業内容としては、シニア女性向けの出版と通販です。
ノーリツ鋼機傘下の株式会社ハルメクホールディングスを中心に据え、そのHD下にハルメク株式会社や全国通販という会社がぶら下がる形となっています。

定期購読紙ハルメクは50代以上の女性紙における売上国内1位で、そこと連携して70代女性向けのカタログ通販事業を行っています。
今後高齢化がますます進む中で、この世代にでブランド認知がされている、ということは非常に強みになってきます。

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この「ハルメク」ブランドの認知やシニア層の会員基盤をもとに、多数の事業を展開していく、ということを目指しています。実際に旅行事業や保険事業なども展開しています。
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医療データの雄JMDC(ジャムダック)、セグメント別で事業を解説

2つめのヘルスケア領域についても見てみましょう。
ヘルスケア事業の中核となるのが、ノーリツ鋼機の連結子会社であるJMDCです。(ジャムダックと呼ぶ人が多いようですが、ジェイエムディーシーとノーリツ鋼機の中の方が呼んでいらっしゃいましたので、どっちでもよさそうですね。)

先述の通り、JMDCグループは2019年12月16日にマザーズへ上場しています。
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参考 JMDC成⻑可能性に関する説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4483/tdnet/1777877/00.pdf


JMDCのマネジメントチームとしては、ノーリツ鋼機の副社長COOの松島 陽介氏がCEOを努め、他のメンバーもexマッキンゼー・ボスコンな方だらけのコンサルチームですね。

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2015年に名医紹介サービスのクリンタルを創業した医師の杉田 玲夢氏は、クリンタルがJMDCに買収された後、JMDCの執行役員COOとなっています。


JMDCグループは、ヘルスケアビックデータ事業、遠隔医療事業、調剤薬局支援事業の3つのセグメントに分かれています。

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売上は2018年通期で、ヘルスケアビックデータ事業の売上は43.6億円、遠隔医療事業は35.1億円、調剤薬局支援事業は22.9億円!総売上収益は100億円超え、EBITDAで23億円という規模になっています。

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医療データ事業ではウォッチ済みのMDV社と国内2強という印象でしたが、MDVの売上が2018年通期で約35億円ですので、JMDCの方が売上規模としては大きく上回っているのですね!(歴史が違うので当然といえばそうなのかもですが)

なお、MDV社の岩崎社長はじめ、役員の3名はJMDCに在籍していた時期があるようですね。

参考 MDV社 役員一覧
https://www.mdv.co.jp/ir/principles/directors.html


ヘルスケアビックデータ事業では、健保組合などから得る医療データを製薬会社や保険会社に向けて販売しています。

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保有データの種類でいうと、メインは保険者情報となっており、保健組合への加入者情報から、健診データ、診断や調剤等のレセプトデータを保有しています。
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データ規模は、組合管掌健保組合員を約2900万人としたときに、703万人分(約4人に1人)のデータを既に保有し、継続的に拡大を見込んでいます。

企業の健康保険者からの情報になるので、どうしても現役世代の情報になってしまい、一番医療ニーズの高い引退した後の高齢世代が対象にならないといういう課題はあります。
この点、MDVはDPCデータからなので、強みがありますね。

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現在は製薬向けの医療データの2次利用を中心に、薬剤DB事業、保険者支援+PHR事業を中心に全領域で継続成長となっています。

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また、JMDCの遠隔医療事業であるDOCTOR NETも注目です。
医療機関からの画像診断依頼と読影医をマッチングする遠隔画像診断サービスで、契約施設数、診断症例数ともに国内No.1のサービスとなっています。

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売上は2018年通期で34.8億円とのこと。そんなにいってるんですね〜

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こうしたP/Fを抑える中で、正解ラベルのついた独自データが集まってくる環境にあり、このデータを活用し、徐々にAI化も進めているようで、東京大学と共同研究をしています。

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また、中国でのインバウンドの遠隔画像診断サービスも注目です。

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中国で撮った画像を、日本の囲っている医師が読影し、遠隔診断する、という流れで、めちゃくちゃいいですね!既に、中国最大の健診グループや、民間医療機関との契約を結んでいるとのことで、今後もグローバル遠隔診断も注目です!


以上、JMDC中心に紹介しましたが、ノーリツ鋼機グループは他にも、医療機関向けのコンサル/ファクタリングをNSパートナーズなど、注目の事業会社がたくさんあります。

今後はノーリツ鋼機とJMDCともにウォッチしていきたいと思いますので、引き続き楽しみにしていて下さい!


注目 医療ヘルスケアBtoB その他注目のニュース
▼イーエムシステムズ
2020年3月期 上期 決算説明資料
https://emsystems.co.jp/image/info/ir/irnews/2019/20191119-02.pdf
▼メディカルデータビジョン
2019年12月期 第3四半期 決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3902/ir_material_for_fiscal_ym/72582/00.pdf
▼バリューHR
2019年12月期 第3四半期決算短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6078/tdnet/1769724/00.pdf
▼バリューHR
東京海上日動、東京海上日動メディカルサービスおよびバリューHR 健康経営支援のための業務提携
http://www.valuehr.com/docs/wp-content/uploads/2019/11/191112_news.pdf
▼アトラ
2019年12月期第3四半期決算短信補足資料
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS02847/216497dd/5269/4ee5/be9f/207ab011d5ae/140120191105418966.pdf
▼UBICOMホールディングス
第2四半期決算説明サマリー
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03491/4abf67e5/5667/4aa2/92bc/b008dcc27cf2/140120191106420710.pdf
▼UBICOMホールディングス
医療機関向け経営改善ソリューションのマーケティングに係る複数の大手金融機関との連携開始
http://www.ubicom-hd.com/news/383-pr-news-20191129-jp-1.html
▼データホライゾン
2020年6月期 第1四半期決算短信
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/36280/5e518c70/b37c/4c5e/b039/bd6ae14da2e7/140120191107421578.pdf
▼アズワン
2020年3月期第2四半期決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7476/ir_material_for_fiscal_ym1/74581/00.pdf
▼ノーリツ鋼機
当社連結子会社である株式会社JMDCの上場承認及び新株発行並びにそれに伴う当社所有株式の売出しに関するお知らせ
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7744/tdnet/1770604/00.pdf


医療ヘルスケアBtoCその他:MTI、クリニック向け経営分析サービス事業を買収

企業名 2019年10月 2019年11月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
メディカルシステムネットワーク[4350] 165 167 25.6 2 101%
エムティーアイ[9438] 431 425 31.7 −6 99%
DeNA[2432] 2,785 2,729 −56 98%
メディカルネット[3645] 27 27 32.4 −5 100%
Welby[4438] 167 178 112.5 11 107%

先月号でもヘルスケア領域への勢いが止まらない、という紹介をしたMTIは、11月も新たな展開を発表しています!

なんと、Speeeのグループ企業として事業展開を行ってたザイエンス株式会社から、クリニックの経営指標を可視化する経営分析サービス『CLINIC BOARD(クリニックボード)』を事業譲受しました!

▼エムティーアイ クリニック向け経営分析サービス『CLINIC BOARD』の提供開始!
https://www.mti.co.jp/?p=24617


CLINIC BOARDとは、オンライン請求用のレセプトファイルをアップロードするだけで、自動で経営状況を分析するサービスです。
現在は、レセプトデータ活用による特許を出願中とのこと。

イメージ、MDVのサービスのクリニック版みたいな感じですかね!

下のサービスサイトに詳しいですが、レセプトの情報から、医業収益や患者来院状況(リピート数や新規、年代別来院数など)を算出し、収益を構成する要因を分析することができます!

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参考 CLINIC BOARD ホームページ
https://clinicboard.jp/

うーん、個人的には、取得元データがレセプトということで、MDVとかと違って自社オリジナルでない分、同じことをエムスリーデジカルがやったら一瞬で駆逐されるサービスの印象を受けましたが、このあたりは特許で守るってことなんですかね・・?



初期費用は30万、年間契約で月19,800円とのことです。まあまあな値段するな〜って思いました。

本サービス単体だと上記のようにしんどいなって印象を受けましたが、MTIの他ヘルスケアサービスとの連携を強化することで勝ち筋を探す感じでしょうか。

そちらについては、先月ルナルナのピルのサブスクや調剤薬局向けのクラウド薬歴サービスなど、MTIのヘルスケア事業について特集していますので、ぜひご覧ください。

【続出!】大企業がベンチャーと同事業に参入:2019年10月版医療介護ヘルスケアIT時価総額ウォッチ
皆さんこんにちは、アジヘルさんです。 いやーすっかり年末ですね! 12/8に9月記事更新(9/30から2ヶ月と9日) ...



なお、本サービスをもともと提供していたザイエンスはSpeeeに再度統合されています。
Speeeは、クリニックや医療機関を買収・運営しているという噂?というか事実だと思いますが、これらの事業も今どうなっているか気になりますね!

上場しておらずキャッシュに余裕がある会社なので、色々仕掛けられててうらやましい限りです!

参考記事 医療・ヘルスケアの事業はかなり中に入り込まないと難しい
https://y-mashiyama.com/blog/?p=10605


注目 医療ヘルスケアBtoC その他注目のニュース
▼メディカルシステムネットワーク
2020年3月期 第2四半期決算説明会
http://104ka.net/irmovie/15308/
▼メディカルシステムネットワーク
第2四半期 業績説明資料
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08326/59c2a862/70eb/4c28/b98d/65c01aea2fa7/20191129151007296s.pdf
▼エムティーアイ
電子カルテ『CLIPLA』とリクルートライフスタイルの受付管理アプリ『Airウェイト』が連携を開始!
https://www.mti.co.jp/?p=24607
▼エムティーアイ
『ルナルナ』が、東京大学による妊産婦のうつ予防に関する研究へ協力!iCBTプログラムによるうつ病抑制への効果を検証
https://www.mti.co.jp/?p=24576
▼メディカルネット
連結子会社との吸収合併(簡易合併)及び特定子会社の異動に関するお知らせ
https://www.medical-net.com/common/doc/ir/r01/ir_r01_20191126.pdf
▼Welby
株式会社スズケンとの資本業務提携に関するお知らせ
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03741/503d736e/7fa4/49b2/a098/ce98d1a51fda/140120191029414607.pdf
▼Welby
ホームページをリニューアルしました
https://welby.jp/category/news/191125091626.html


介護IT3社:インターネットインフィニティ、第2四半期決算好調

企業名 2019年10月 2019年11月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
インターネットインフィニティ[6545] 44 43 35.7 −1 98%
カナミックネットワーク[3939] 296 352 85.9 56 119%
ブティックス[9272] 57 89 49.8 32 156%

インターネットインフィニティは第2四半期決算を発表しています。

▼2020年3月期 第2四半期決算説明会資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6545/ir_material_for_fiscal_ym/73246/00.pdf


第2四半期において、売上、営業利益ともに過去最高となっています!

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売上の伸びも勿論、利益がで前年の赤字化の反省を踏まえて、しっかり黒字ペースでの推移素晴らしいですね。
高い角度で通期の上方修正があるのでは、と見ています。

売上増加の要因としては、直営は勿論、レコードブックのFC店舗がしっかりと増え、ここからの収益がしっかり積み上がっているというところが大きいようです。

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以前も紹介しましたが、オフラインの事業において、MAUの概念に似た形での月間利用者数をしっかり開示しており、この数字がIRに載っている限りは信頼していいと思ってます(逆に、もし消えたら即売りだなと思ってます。)

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また、元ローソンの理事執行役員 ヘルスケア本部長であった小川 一誠(おがわ かずなり)氏が入社し、あたらしく副社長執行役員に就任されることを発表しています。

2001年から三菱商事のヘルスケア部門だったということで、この業界で20年近いキャリアを誇る大物を連れてくることに成功したようですね!
業界のネットワークも相当豊富と思われるので、いきなり副社長と結構勇気のいる決断だとは思いますが、上手くいくことを期待しています!

参考 執行役員人事に関するお知らせ(インターネットインフィニティ)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6545/tdnet/1771517/00.pdf


なお、インターネットインフィニティは、日本最大級のケアマネージャーの60%にリーチするサイトを運営しています。

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これらのサイトから、レコードブックに誘導が、実際にワークしていれば強いですが、どのくらい実際に集客に貢献できているのかは気になりますね。今度株主総会で機会あれば聞いてみよっと!(個人的な経験かも、ここは結構むずかしい印象です。)


ちなみに、ヘルスケア企業の株主になるのまじでおすすめです!

僕も2019年だけで上記の株を買いまして、いまや10以上のヘルスケア関連企業の株主になっています。株主総会で、経営陣の生の意見が聞ける機会なんて滅多にないですからね!


注目 介護IT その他注目のニュース
▼カナミックネットワーク
2019年9月期(第19期) 決算および会社説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3939/tdnet/1772131/00.pdf
▼ブティックス
2020 年3月期 第2四半期決算説明資料
https://global-assets.irdirect.jp/pdf/menu_file/9272/20191113160222_6086.pdf
▼ブティックス
2020 年3月期 第2四半期決算説明会 質疑応答集
https://btix.jp/ir/img/answer_session20191114.pdf


海外医療ヘルスケアIT3社:Veeva、Physicians World社を買収

企業名 2019年10月 2019年11月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
Teladoc health[TDOC] 4,980 5,753 773 116%
Veeva Systems[VEEV] 19,366 19,050 91.0 -316 98%
平安好医生[01833] 57,420 59,021 1,601 103%

※ TeladocとVeevaの時価総額の単位は百万ドル
※ 平安好医生の時価総額の単位は百万HKドル

VeevaがPhysicians World社を買収をすることを発表しています。

▼Veeva、Physicians World社を買収
https://www.veeva.com/jp/news/veeva-acquires-physicians-world/

Physicians World社は、製薬会社のイベント支援を主事業として行っている会社です。
オフラインイベントやオンラインイベントにおいて、講演者のトレーニング、ロジまわり、コンプライアンス管理、会場や参加者のアレンジなどを行っている、いわるゆメドコム(Medical Communication)会社です。(僕の前職のMIMSもメドコムは主要事業のひとつでした)

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参考 Physicians World社ホームページ
https://www.physiciansworld.com/


なお、Physicians World社はもともとVeevaの戦略的パートナーだったということです。

本買収と先般発表されたCrossixの買収を見て感じましたが、これまでVeevaは横のPlatformを抑え、深い縦のサービスは提携戦略という印象がありましたが、ついに縦のサービスも自前化が進んでいるように感じます。
Veevaの戦略がここに来て一段変化してきているな、という印象を感じました。

なお、本買収により、当然他のパートナーであった、メドコム会社は戸惑うわけですが、上記リリースでも以下のようにケアしていますね。ただ、Physicians World社に寄せていく流れは当然生まれるとは思っています。

Veevaは今後もお客様に、Physicians World社以外のスピーカー・ビューロー・プロバイダーを利用する選択肢の提供を続ける予定です。

注目 海外医療ヘルスケアIT その他注目のニュース
▼Veeva
Veeva、2020年度第3四半期の業績を発表
https://www.veeva.com/resources/veeva-announces-fiscal-2020-third-quarter-results/
▼Veeva
VeevaがCrossix社を買収
https://www.veeva.com/resources/veeva-completes-acquisition-of-crossix/
▼平安好医生
平安好医生がMSCI Chinaが対象とする唯一のオンラインヘルスケアストックになります
http://www.pahtg.com/en/news/in-the-news/ping-an-good-doctor-becomes-the-only-online-healthcare-stock-to-be-included-in-the-msci-china-index/



さて、以上で、今回の定点観測はおしまいとさせていただきます。

なお今月の時価総額伸び最大は、ブティックス社が156%で1位で、マイナスが一番大きかったのがメディカル・データ・ビジョン社の82%でした!

さいごに学びがあったなーと少しでも思う人は、FacebookやTwitterでシェアでもNewspicksでPickでもなんらかアクションしてもらえると嬉しくてまた次回も書く気力に繋がるので、ぜひお願いします!!

では2020年もがんばってきましょう〜!また来月ー!!

->頑張って毎月更新中!過去の定点観測はこちらのまとめよりどうぞ

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