この記事をシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

祝・Welby上場!PHRやいかに? | 医療介護ヘルスケアIT時価総額ウォッチ【2019年3月版】

皆様、こんにちはアジヘルさんこと田中大地です。
いやー新年度になりましたね!平成も残りわずか、ラストスパート盛り上げていきましょう!!

3月のアジヘルさんといえば、東京にほとんどおらず、大阪・岡山・熱海・横浜・金沢・鳥取と月の半分くらい行ってましたw もう最近はどこにいったっていくらでも仕事できちゃうから、すごい時代やなと思います。遊ぶように仕事しようぜ!!

ちなみに、リモートワークのお友達、ジャブラは最高です。今月うちも買いましたが、一家に一台ジャブラまじでおすすめです。




あと今月地味に嬉しかったのが、メディカルAI学会の認定証が届いたことで、


ついに私もAI人材になったかな、ということです…冗談です、がんばります。



そんな課題に答えるかのように、今週は社内でCTO直伝のPython勉強会があったのですが、こんな素敵な会社で働きたい方、絶賛募集中です。Wantedly経由でも、ちょっと久々に飲みに行こうぜ、でもいいので誘ってください!AIエンジニア、ハードウェアエンジニア、PM人材と全方位で積極採用中です!!

★アイリスWanted★
AIエンジニア→ https://www.wantedly.com/projects/294793
ハードウェアエンジニア→ https://www.wantedly.com/projects/293930
PM/事業開発/営業→ https://www.wantedly.com/projects/300763

今ならスタートしたてで、隔週ペースくらいで勉強会やってく予定なので、みんなでオライリーしましょう!



さて、早速最新ニュース行ってみましょう。
3月は決算発表も落ち着き、まったりって感じでした!

まず日経平均の推移です。
2017.12.29:22,764円
2018.2.1:23,098円
2018.3.1:22,068円
2018.4.1:21,453円
2018.5.1:22,467円
2018.6.1:22,201円
2018.7.1:22,304円
2018.8.1:22,553円
2018.9.1:22,865円
2018.10.1:24,120円
2018.11.1:21,920円
2018.12.1:22,351円
2019.1.1:20,014円
2019.2.1:20,773円
2019.3.1:21,602円
2019.4.1:21,205円

3月1日→4月1日騰落率:98%となっています。

では個別企業行ってみましょう。

医師向けサイト4社:エムスリーがバイオベンチャーを完全子会社化

企業名 2019年3月 2019年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
エムスリー[2413] 11,961 12,032 57.4 +71 101%
ケアネット[2150] 87 83 27.6 -4 95%
メドピア[6095] 192 235 87.1 +43 122%
MRT[6034] 66 58 69.3 -8 88%

まずエムスリーからです。
最近、毎月のように買収のリリースが出ていますが、今月も熱い!!

まず、皮膚領域の先端医療デバイスの国内独占ライセンスを持つインディー・メディカル社の買収を発表しています。2017年に買収した医療機器商社/メーカーのコスモテック社を通じ、完全子会社化をするとのことで、コスモテック社の販路で売っていくのでしょう。

▼株式会社インディー・メディカルを子会社化(PJT コード:A2-3) ~ 新治療デバイスにより医療機器事業が皮膚・形成・救急領域に進出 ~
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/20190301_01.pdf

インディー・メディカルは、Avita Medical Limited(カリフォルニア州、豪 ASX/米 OTCQX 上場、以下「Avita」)の熱傷等治療機器「ReCell」に関する日本での独占開発・販売権を有 する 2016 年設立のバイオベンチャーです。

ReCell は患者から採取した皮膚から非培養細胞懸濁液を作成し(組織培養は不要)、それ を患部に対しスプレーすることで熱傷や創傷部の再生を促進させる技術です。米国
(FDA)/ 欧州(EMA)/中国(SFDA)等 33 か国で承認取得済であり、50 本以上の学術論文や 7,000 例 以上の臨床実績等の豊富なエビデンスを有しています

このリリースだけでは、臨床上での有用性は僕には判断つきかねますが、既に、世界中で豊富な実績を持っているので2020年承認取得予定のPMDA承認はまず問題ないのかなと思います。

エムスリーがもはや輸入機器商社みたいな動きをし始めてますねw


また、インドで医師会員、医学生向けにCMEサービスを提供するDaily Roundsをグループ会社化したとのリリースも出ています。

▼インド医師・医学生コミュニティ DailyRounds 社のグループ会社化 ~医学教育サービスに参入、インド全医師数の約半数に相当する 45 万人を会員化~
https://corporate.m3.com/ir/release/2019/pdf/20190314_02.pdf

リリースの書き振りから、マジョリティ出資などではないようですが、成長著しいインド展開でのさらなる基盤を作りに行くイメージでしょうか。会員が既に45万人もいて、インドの医師の過半数をカバーしているということですので、今後の展開が非常に楽しみです!

佐藤さん(@hajime_mepla)がきっと素晴らしい解説を仕込んでいるのではないかなと期待していますw



一方、メドピアも事業進捗の動きを発表しています。

まず、first callの導入の拡大についてです。大和証券と東京機器健康保険組合への導入を発表しています。よいですね〜。今後どんどん大手に入るたびにリリース出していくMTIスタイルかな?

▼メドピアグループ、大和証券グループ健康保険組合に「first call」のオンライン医療相談を提供
https://medpeer.co.jp/press/6334.html

▼メドピアグループ、東京機器健康保険組合に「first call」のオンライン医療相談を提供
https://medpeer.co.jp/press/6346.html



また、医師のダイレクトリクルーティング「MedPeer SCOUT」をリリースしたとの発表もされています。

▼メドピア、医師専門のスカウト型転職支援サービス「MedPeer SCOUT」を4月1日にリリース
https://medpeer.co.jp/press/6350.html

医師版ビズリーチ、ってところですね。これまでメドピアはエージェント型はやってなかったってことなのかな?m3キャリアとかはやってるイメージでしたが。

ケアネット一転オフェンス:ゲノム、再生医療ベンチャーへ出資

ケアネットはサンバイオ以降、一転オフェンスを開始しています。
ゲノムベンチャー エディジーン社と、再生医療ベンチャー セルジェンテック社への出資を発表しています。

▼ケアネット、ゲノム編集のスタートアップ企業 であるエディジーンへ出資
https://www.carenet.co.jp/pdf/news/2019/corporate/corporate_20190319_01.pdf

▼ケアネット、セルジェンテック株式会社 との資本業務提携 を締結
https://www.carenet.co.jp/pdf/news/2019/corporate/corporate_20190319_03.pdf

以下エディジーンの記事。実現可能性はちょっと僕には判断つかないのですが、面白そうなところに出資したなあ。前回ラウンドで富士フィルムらから15億円調達済みのベンチャーとのこと。

参考 ▼切らないゲノム編集(エディジーン)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26749560Z00C18A2XY0000/



なお、双方ともにMIJ(メディカルインキュベータージャパン)が噛んでいる出資ですね。
MIJのWebサイトも公開されてますね。業界の大御所感がやばい。
https://medicalincubatorjapan.com/



ほか、mediVRの販路促進の提携も発表しています。

▼ケアネット、mediVRとVR技術 を用いた リハビリテーション用医療機器の全国展開 に関する業務協力 を発表
https://www.carenet.co.jp/pdf/news/2019/corporate/corporate_20190319_02.pdf



あと地味によかったのが、これ!

▼第83回日本循環器学会学術集会 (JCS2019)において、 日本循環器学会 情報広報部会の情報発信にケアネットが協力
https://www.carenet.co.jp/pdf/news/2019/corporate/corporate_20190328.pdf

欧州心臓病学会(ESC)や米国心臓協会(AHA)などの海外の主要な学会では、SNS上でタイムリーな情報発信が行われ、多くの人が最新の医学知識に触れて、勉強・議論できる体制が整えら れております。日本循環器学会は、日本の学会における情報発信の先駆けとして、JCS2019にて 行われる発表内容をtwitterなどのSNSを通して、オープンに発信していくことを企画しております。

良いな〜!Twitterの公式アカウントなら事務局でも回せるんじゃないか、と思ったりもしますが、これを機会に少しずつ学会xSNSなんかも増えていくといいなと思います。学会の中って、なかなか一般の方がリーチできる場所ではないので、SNSなどを介してこうした裾野を広がってくれば良いなと思いました!

医療ヘルスケアBtoB 6社:バリューHRの株主優待でラクーアいける

企業名 2019年3月 2019年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
EMシステムズ[4820] 459 487 23.1 +28 106%
メディカル・データ・ビジョン[3902] 455 433 154.2 -25 95%
バリューHR[6078] 133 153 31 +20 115%
アトラ[6029] 35 33 11.1 -2 94%
Ubicom HD[3937] 134 143 49.8 +9 107%
データホライゾン[3628] 65 65 72.5 +-0 100%


バリューHR、ずっと待ってたバリューカフェテリアの利用権&ポイントがもらえる株主優待が来た!わほーい!

バリューカフェテリア

バリューカフェテリアのサイト自体はちょっとUI的にはイケてないのですが、いろんな交換できるやつがあって、ポイントオタクにはたまらないですね〜。長期保有でどんどんポイント増えてくので、しっかりホールドしたい。

ちなみに今ラクーアの温泉チケットにしようかなと思ってます。一度ラクーアにmac持ちこんで、朝から「温泉⇔仕事⇔温泉」みたいな日を作りたいw (誰か一緒にやりましょうw)



また、超期待のUbicomさんは、初の配当(5円)を発表しています。ここはこんなもんじゃないはず!!

▼2019年3月期 配当予想の修正(初配)に関するお知らせ
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03491/6707949c/6270/414c/af30/dc84ea6e4b87/140120190311488803.pdf

医療ヘルスケアBtoCその他:祝・上場!Welby社の成長可能性について

企業名 2019年3月 2019年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
メディカルシステムネットワーク[4350] 135 161 30.7 +26 119%
エムティーアイ[9438] 396 386 24.7 -10 97%
DeNA[2432] 2,586 2,514 23 -72 97%
メディカルネット[3645] 32 30 27.8 -2 94%
Welby[4438] 229 147.3


製薬会社向けのアプリ開発とPHRを運営するWelbyさんがマザーズ上場を無事されています!!おめでとうございます!!!
SMS時代にメディアの製薬営業一緒にやってた方がWelbyに入られて、執行役員やられてるので嬉しい^^

元リクもそうだけど、SMSの卒業生が医療ヘルスケア企業ではあちこちにいるのすごく良いんだよな〜。



なお、上場初日は値付かず、初値は18,200円で、公募価格5,200の3.5倍ということでした!!時価総額一時、300億円!!すぎょい!



参考 ▼Welbyの比木代表取締役「他社より3~5年は先行」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43090870Z20C19A3000000/



上場と同時に、Welby社の成長可能性に関する資料を発表しています。

▼成長可能性に関する説明資料(Welby)
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS03741/2f80cadc/9f03/4f66/8830/b29209b14a1a/140120190328497461.pdf

Welbyアプリ一覧

すげー、こんなに作ってるのか。なんとなくWelbyというとDSPさん!というイメージでしたが、シオノギさんが一番数は多いんですね!
さすが代表の比木 武氏はメドピアの元COOということもあり、製薬会社とのネットワークがすごそうです。

やっぱ製薬向けに事業やるときに、製薬内で予算持ってる人にリーチできるネットワークを持ってることが、ものすごく属人的だけど重要な成立要件/競争優位になるんだよな〜とすごく思います。



あと、てっきり製薬からの受託が売上のほとんどを占めるかと思っていたのですが、今期予測ではPHRが売上の3割を占めるとのこと。大変驚きました。PHRってどうやって課金しているか?気になりますね。
僕もさっそくPHRサービス登録してみたのですが、正直よくわからなかったw これやはり医師から使ってもらわないとわからないものなのですね〜。

PHRの利用医療機関は9,000を超えるとのことですが、このスライドを見る限り、地域の医師会などに導入しており、その医師会の加入医療機関を全てカウントしているのかな?


WelbyPHR導入状況

DeNAの生命保険会社と提携まとめ

また、DeNAは引き続き保険会社との提携を強化しています。今度は朝日生命と!

▼朝日生命とDeNAが業務提携 お客様の健康増進、疾病罹患率改善の実現に向けたヘルスケア型保険商品と健康増進支援サービス「KenCoM」の共同開発
https://dena.com/jp/press/004455

これは各社保険を提携で落としに行く戦略ですね。横並び意識が高いので、いっこ落ちると次々いきそうですね。

参考 DeNAと生命保険会社との提携
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社(2016年7月) https://www.desc-hc.co.jp/archives/267
メットライフ生命(2019年2月) http://healthcareit.jp/?p=2480
朝日生命(2019年3月←New) https://dena.com/jp/press/004455

介護IT4社:カナミックネットワークがアズワンと提携!

企業名 2019年3月 2019年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
NDソフトウェア[3794] 303 301 25.9 +2 99%
カナミックネットワーク[3939] 307 314 108.4 +7+6 102%
インターネットインフィニティ[6545] 40 50 82.7 +10 125%
ブティックス[9272] 87 89 66.6 +2 102%


介護ITです。

カナミックネットワークが、アズワンとの提携を発表しています。

▼アズワン株式会社と医療・介護事業所向け物販での業務提携開始のお知らせ
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80746/e1b03374/3806/47a2/b509/3a3f17959f1c/140120190326495616.pdf

カナミックネットワークxアズワン

カナミッククラウドサービスからダイレクトにアズワンの「AXEL」へ遷移可。またリリースを見る限り、価格的なメリットも出してきそうですね!これは双方にメリットある固くて良さそうな提携ですね〜。



なお、アズワンさん知らない方のために、ディスポ製品や比較的小型の医療機器など、医療・介護事業所向けのカタログ事業「AXEL(アクセル)」をWeb/紙で提供する企業です。医療機関などがこの在庫切れになったら、このカタログ経由で発注すると、アズワン社提携先の卸が持ってきてくれるというわけですね。
医療介護版「MonotaRO(モノタロウ)」というとわかりやすいかもしれません。

AXEL
https://axel.as-1.co.jp/

あれ、というか書いてて思ったのですが、よく考えたらこのブログ、アズワンさんウォッチすべきだよな・・・検討します!!

海外医療ヘルスケアIT2社:遠隔診療Teladoc社がフランス、カナダへの展開加速

企業名 2019年3月 2019年4月
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
Teladoc health[TDOC] 4,836 3,934 -902 81%
Veeva Systems[VEEV] 14,545 15,874 125.6 +1329 109%

※時価総額の単位は百万ドル

Teladoc Healthは、フランスで遠隔診療サービスを行うMédecinDirectを買収を発表しています。40の保険会社や、TOP30の民間保険会社のうち約半数との提携が完了しているとのこと。やはりUSに限らず、海外の遠隔診療サービスと保険会社との連携はすごいですね。日本とは様相が違います。

With more than 40 leading insurance partners and nearly half of the top 30 private medical insurers (PMIs) in France, MédecinDirect has a well-established client base that can now benefit from access to a much broader spectrum of clinical services.

https://ir.teladochealth.com/news-and-events/investor-news/press-release-details/2019/Teladoc-Health-to-Expand-Global-Reach-with-Acquisition-of-MdecinDirect/default.aspx

これはやり方として、同じ事業なので、シンプルに既存での成功したやり方をを踏襲することができれば比較的成功しやすい買収だと言えそうです。


また同様の遠隔診療サービスをカナダでも展開することを発表しています。現状のTeladocが進出済みの国マップ、作って欲しいですね。

https://ir.teladochealth.com/news-and-events/investor-news/press-release-details/2019/Teladoc-Health-Launches-Telemedicine-Service-in-Canada-Expanding-Portfolio-of-Available-Healthcare-Solutions/default.aspx



さて、以上で、今回の定点観測はおしまいとさせていただきます。

なお今月の時価総額伸び最大は、インターネットインフィニティ社が125%で1位で、マイナスが一番大きかったのがテラドック社の81%でした!


さいごに学びがあったなーと少しでも思う人は、FacebookやTwitterでシェアでもNewspicksでPickでもなんらかアクションしてもらえると嬉しくてまた次回も書く気力に繋がるので、ぜひお願いします!!

2019年は月10万PVメディア目指して頑張りたいので、拡散など頂けたら嬉しいです!^^ Twitterとかで拡散してくださった方はもれなく御礼コメントしますw

では今月もがんばってきましょう〜また来月ー!!

->頑張って毎月更新中!過去の定点観測はこちらのまとめよりどうぞ

▼いま一番人気の記事
【随時更新】医療ヘルスケア業界でビジネスやる人へのおすすめ本15選

▼こちらもどうぞ
Newspicks専門家に選ばれました!医療・介護のリアルについてコメントしています。
エムスリーが明かしたヘルスケアビジネスを成功させるノウハウとは
そもそも田中大地って誰?筆者の経歴とプロフィールはこちら
SMS/MIMSを退職して医療AIスタートアップで新たな挑戦を

5/5 (3)

良いと思ったら★をつけてください!

この記事をシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

ブログの更新情報をフォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です