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医療介護ヘルスケアIT時価総額ウォッチ(2018年1月版): 2017僕の成績発表!そして2018に向けて抱負など

あけましておめでとうございます。
この記事読んでいただいている方には昨年は大変お世話になった方も多いでしょうし、なってなくとも将来お世話になる気がしています!至らない私ですが、頑張ってまいりますので、本年もどうぞよろしくお願いします。

新年の抱負は、プライベート面では、友達と飲んでるうちに決めた、「(自分も含めて)大切な人を大切にする」です。最近、誰かと飲んでても愛とか情とか感謝、なんてワードがちらつくばかりになってますわ。

大切な家族、友人、周りのみんなに感謝して、その感謝を言葉ないし行動でしっかり伝えていきたいなーと思います。
あと去年は自分のことを大切にしていない判断を幾つもしてしまったな、と思ってて、今年はもう少し自分の気持ちに素直になって行動していこうとも思います。

仕事面では、向こう10年を見据えたときの医療界・そして社会のあり方をできる限りマクロ的にとらまえた上(少なくとも考え抜いた上で)で、いま自分が種蒔きすべきことをしっかり見定め具体的なアクションとして張っていきたいと思います。

また、これまでとおりインプット/アウトプット半分くらいのバランスでできる限り世の中の変化の予兆をキャッチアップし、常に柔軟に、過去の経験に凝り固まらず変化対応していくことを意識し自分磨きに勤しみたいと思います。

そして今年のおみくじは大吉!これで4年連続大吉とか神がかってますw 
2018omikuju

思うがままになる運だそうですw 普通に引いたときガッツポーズしましたw

そして、相場も利ありということなので、2018年は日経平均3万円いきそうですね!笑

では、いつもの定点観測開始します。
なお、数字は全て大納会(2017.12.29)時点です。本当はもっと早く更新しようと思ったのだけど、日本で毎日予定を詰め込みすぎて、全然書けず。。

さてまず日経平均の推移を見てみましょう。
2016.1.4:19,033円
2016.2.1:17,890円
2016.3.1:16,085円
2016.4.1:16,164円
2016.5.1:16,666円
2016.6.1:16,955円
2016.7.1:15,682円
2016.8.1:16,635円
2016.9.1:16,926円
2016.10.1:16,449円
2016.11.1:17,442円
2016.12.1:18,513円
2017.1.4:19,594円
2017.2.1:19,148円
2017.3.1:19,393円
2017.4.1:18,909円
2017.5.1:19,196円
2017.6.1:19,860円
2017.7.1:20,003円
2017.8.1:19,996円
2017.9.1:19,691円
2017.10.1:20,356円
2017.11.1:22,420円
2017.12.1:22,819円
2017.12.29:22,764円(大納会)

12月1日→大納会騰落率:100%、2017年大発会→大納会は116%となっています。投資環境としては本当に良い年でしたね。

そして、大発会にて日経平均は23,000円大幅超え!おめでとうございます!3万円の道ががつっと進捗してますねー。

さて、では個別企業行ってみましょう。

医師向けサイト4社:MRT医師のとも買収

銘柄 2018年12月 2017年大納会
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
エムスリー[2413] 12,256 12,841 69.4 +585 105%
ケアネット[2150] 109 127 41.4 +17 118%
メドピア[6095] 91 103 86.2 +12 113%
MRT[6034] 89 86 863.1 -3 97%

医師PF各社に、12月は大きなニュースはありませんでしたがMRT社以外は相変わらず好調な株価推移を見せています。

一方、MRT社は、12月頭に医師のとも社の子会社化を発表しています。
昔医師人材系の事業をやっている会社をリサーチしているときにHPを見てて、お洒落な会社だなと思った記憶があります。転職や事業承継がメインなのかもしれませんが、医師の出会うきっかけを作るパーティーなどもやっているようです。

Googleの検索サジェストがなかなかかぐわしい感じになってますね笑。
ishinotomo party

以下記事、アジヘルブログからよもやの女子SPAリンクwですが、医師のとも社主催の女医さん向け婚活ペーティーに関する記事です。へええ、女医さんって出会いないのか、、男性医師はモテモテでしょうに。

▼超ハイスペックな男が集まる婚活パーティーに潜入。理想の妻は専業主婦じゃない!?
https://joshi-spa.jp/652330

医療ヘルスケアBtoB 6社: EMシステムズとUBICOMが提携に向けた覚書締結

銘柄 2017年12月 2017年大納会
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
EMシステムズ[4820] 453 466 21.3 +13 103%
メディカル・データ・ビジョン[3902] 449 459 147.8 +10 102%
バリューHR[6078] 153 138 57.4 -15 90%
アトラ[6029] 60 62 31.8 +2 103%
Ubicom HD[3937] 174 157 73.7 -17 90%
データホライゾン[3628] 70 73 55.7 +3 104%

EMシステムズは提携や出資が加速しています。
1つめは、遠隔診療サービスなどを提供するスタートアップ 情報医療社への出資です。あまりPRに積極的でないからか、あまり僕も把握できていないのですが、AIをはじめとした技術力に定評があるという話をよく聞きます。代表の原聖吾氏は医師ですね。

▼株式会社情報医療への出資に関するお知らせ
https://emsystems.co.jp/image/info/ir/irnews/2017/20171227.pdf

また2つめは、Ubicomホールディングスとの業務提携に向けたMOUを結んだことについても発表しています。

▼株式会社イーエムシステムズと株式会社Ubicomホールディングスが最新のIT技術を活かした医療の質・安全の向上のためのITソリューションサービスの拡充を目指し業務提携に向けた覚書を締結
http://www.ubicom-hd.com/news/341-pr-news-20171226-jp-1.html

EMシステムズ×Ubicomとかなんかすごい裏で面白い話ありそうな感がたまらないですね。
ぱっと思いつく提携目的は、
1.Ubicomのレセプトチェックサービスの、EMシステムズの顧客である調剤薬局への展開(含むシステム連携)
2. EMシステムズのシステム開発におけるUbicomの開発力、リソースの活用
くらいしか僕の想像力では思いつかないですが・・・きっと面白い取り組みに向けたディスカッションがされているはずです。

以前のメディシスとの提携は形にならなかったので、ぜひ今度は実現してほしいものです。

なお、Ubicomは以前のIR資料上でも、IMSヘルスを匂わせるパートナーとの提携や、日本最大級の医療機関との提携などについても言及されています。ほかにも、直近で東証一部上場承認も発表されていますね。
完全に読み込まれていたのか、株価はほぼ動かずという結果でした。ずっと1,350円くらいで指値を入れているのですが、なかなか刺さりません。
 

MDV社が注力するカルテコ/CADA-BOXの描く未来図とは

MDV社はテクマトリックス社との業務提携を発表しています。

▼テクマトリックス株式会社との業務提携および新サービスの提供開始に関するお知らせ
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1538463

提携内容としては、テクマトリックス社の提供するクラウド医用画像管理システムNOBORIとカルテコ/CADA-BOXのシステム連携になります。これで、カルテコ上から、患者自身で、MRI/CTなどの画像データをDICOM規格のまま閲覧、共有することが可能になります

下記、MDV社、カルテコ/CADA-BOXのやりたいことが非常によくわかる良資料ですので、興味ある方は是非ご覧ください。

共同記者発表「患者が自身で医用画像を管理・閲覧できる新サービス」
http://irtv.co.jp/explanation/3902-04_dj/pdf/3902-201712_dj01.pdf

僕も2016年末、肺炎になったときに日本の病院で画像を撮ったのですが、シンガポール帰国しなければならない旨伝えると、「では、シンガポールの医師にも見せられるよう、DVDに一応焼いておきますか?」と医師に聞かれ、いまいち判断つかず、「はあ、では一応」と回答しました。そのDVD焼く費用で確か2,000円ほど実費負担上乗せがあり、さらに焼くために肺炎でしんどい中1時間半近くも待たされました

結果、そのDVDは一度も使われることなく捨てることになり、無駄な医療費増加にも繋がってしまいました。こんなのはモバイルAPPの世界だよなーとつくづく実体験として思った記憶があります。CADA-BOX導入病院にかかれば、患者は本サービスを無料で使えるようになるとのとなので、楽しみにしたいと思います。

また、本資料の白眉でもある、既存の地域医療連携との比較表(下図)はしっかり読み込んでおきたいものです。僕はこの患者起点の医療連携というMDV社のやりたき世界観は、共感しますし、応援したい未来です。
mdv1

ただ一点、上記サービス利用のために、患者側がクレジットカードをわざわざ作らなければいけない、というところだけがいまいち納得感がありません。
mdv2

病院利用のために発行するクレカなんてクレカオタクの僕からしたら意味不明ですし、そのフロー必須にする必要ある?というところが患者視点から説明つきません。結局クレカ使用比率の低い高齢者の決済抑えたいだけなのかなーと穿った見方をしてしまいます。

そんな少し気になる点はありつつも、なんにせよ、この仕組みが既存の地域医療連携の形のカウンターソリューションとして存在感を出すためには、導入病院数のキャズム超えが必要です。そして、MDV社の登り方は、地域の影響力の強い大型病院への導入を急いでいるようです。

影響力の強い大手ブランドへの導入は、医療界に限らず営業戦略の鉄板ですが、恵寿総合病院に続き、茨城県の友愛病院への導入もリリースがされており、緩やかですが着々と計画は進行しているようです。引き続き、楽しみに見守っていきたいと思います。

医療ヘルスケアBtoCその他:メディシス大型M&Aと新株予約権の発行

銘柄 2017年12月 2017年大納会
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
メディカルシステムネットワーク[4350] 178 181 18 +3 102%
エムティーアイ[9438] 404 391 19.5 -13 97%
DeNA[2432] 3,655 3,503 16.8 -152 96%
メディカルネット[3645] 33 32 38.4 -1 97%

メディカルシステムネットワークは、青森県を中心に調剤薬局を全14店舗展開する、アポテックグループの株式取得、子会社化を発表しています。メディシスの規模で14店舗の調剤薬局を買収は、なかなか大規模ですね。

▼株式会社アポテックの株式取得に関するお知らせ
http://www.msnw.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/20171215press.pdf

そして、出ました。新株予約権の発行による、最大32億円の資金調達を発表しています。

▼行使価額修正条項付き第4回新株予約権(第三者割当て)の発行及び
コミットメント条項付き第三者割当て契約に関するお知らせ
http://www.msnw.co.jp/wp-content/uploads/2017/12/20171222press.pdf

これにより、最大約16%の希薄化が生じるとのことで、本発表を受け、株価はがくっと下がっています。アイン、クオールに続き、調剤薬局大手各社の資金調達のニュースが続きますね。
メディシスはその現金保有の少なさが、資本集約とオペレーションの世界である調剤薬局業界においては、一番の弱点でしたので、この発表はまあ予期していた通りという感じでしょうか。

個人的には、ここからもう一段下げてくれれば、再度INしたいなあと考えています。

また、DeNA社は大きめの業績予想の上方修正が出ましたが、株価はほぼ動きなしです。
うーん楽天みたいな状況になってきてますね。。これはDeNAはよほどポジティブなニュースがないと、株価はしばらく厳しく停滞しそうな予感がします。
http://v3.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=1542045&code=2432&ln=ja&disp=simple

介護IT 3社:カナミック爆発!悠翔会と提携へ

銘柄 2017年12月 2017年大納会
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
NDソフトウェア[3794] 214 224 22 +10 105%
カナミックネットワーク[3939] 183 267 116.3 +84 146%
インターネットインフィニティ[6545] 133 146 89.6 +20 115%

12月に入ってから、カナミックネットワークの株価上昇が止まりません。まさにモメンタム大爆発!のような状態です。12月頭から1月にかけて、ほぼ2倍近い上昇となっています。仮想通貨並みw
knw kabuka

上昇ひとつの契機は、言わずと知れた国内でもTOP級の在宅医療グループ、悠翔会へのカナミックのサービス導入です。あわせて、悠翔会の開発する在宅医療機関向けクラウド電カルHOMISとのシステム連携も発表しています。

いや本当に悠翔会の人たちが全員使うなら、それはとんでもなくデカイ材料ですね。すごいすごい。僕はまたしても入り損ねたので、ちーん涙。しかしカナミックにせよUbicomにせよ、最近のIPO組は通好みの施策連発してきますね。。

▼首都圏最大級の在宅医療機関 悠翔会グループが カナミッククラウドサービス情報共有プラットフォームを導入
https://www.atpress.ne.jp/news/144756

ほかNDソフトウェアは、決算を発表しています。悪くない内容でしたが、上方修正期待が大きかったのか、株価は反落しています。

▼NDソフトウェア 第二四半期決算発表説明資料
http://v3.eir-parts.net/EIR/View.aspx?template=ir_material&sid=83522&code=3794

海外医療ヘルスケアIT3社:Nanthealth第三四半期決算発表

銘柄 2017年12月 2017年大納会
時価総額 時価総額 予想PER 時価総額推移 騰落率
Teladoc[TDOC] 2,113 2,130 +17 101%
athenahealth[ATHN] 5,317 5,323 251 +6 100%
NantHealth[NH] 349 330 -19 95%

※時価総額の単位は百万ドル

海外3社はそこまで大きなニュースはなかったかと思いますが、テラドックは、顧客数が昨対+100%のGrowthだったとリリースを出してますね。いやーすげー伸びだなあ、と思いつつ、マーケット読めない&赤字過ぎて手を出す気にはまったくなりません。。

http://ir.teladoc.com/news-and-events/investor-news/press-release-details/2017/Teladoc-Adds-New-Health-System-Clients-Achieving-2017-Growth-in-Excess-of-100/default.aspx

さて、以上で、今回の定点観測はおしまいとさせていただきます。

今月のアジヘルファンドの組み入れ銘柄公開

というわけで、僕の最新PFはこんな感じです。どーん!


1.ウィルグループ、人材・アウトソーシング・アジア
2.シノケングループ、不動産・介護
3.任天堂、ゲーム
4. xxxxx(仕込み中のため伏字)
5.クオール、調剤薬局
6.アインホールディングス、調剤薬局
7.エボラブルアジア 旅行取次ぎ、ITオフショア開発
8.ミクニ、自動車部品、EV
9.OAKキャピタル、投資ファンド
10.楽天、EC・ファイナンス・会員

これまでの最注力銘柄だったアインホールディングスに関しては、チャート的に一旦下値が見えなくなってしまったので、100株を残して自分の中でも過去最大レベルのロスカットをしました。

決算前に買い増しとかもしてたので、かなり悩ましい決断でしたが、自分の中では自信を持って買った銘柄だったので、仕方ない負けとして、しっかり次に繋げていこうと思います。

以前のこちらの記事で、調剤薬局各社の今期業績は絶好調なので短期投資で儲かる説を提唱しましたが、株主は中長期での安定成長を強く見ているのだな、それを考えて自身も投資しなければならないのだな、ということを深く学びました。(なお、アインは底値を見たら買戻しを行うかもしれません)

一方で、ウィルグループ、シノケングループ、エボラブルアジアといった企業群をぐっと買い増しています。いずれも親日アジアで強い存在感を発揮している企業になります。

2017年後半に投資を一度しっかり学び直そうと思った際に、投資本をおそらく30冊以上、ファンダからテクニカルまでまさに乱読したのですが、その中でも最も自分の投資スタイルとして真似したいと思ったのが、朝香 友博氏のそれでした。

その著作、「いま仕込んでおくべき10倍株、教えます!」はタイトルこそしょうもないですが、書かれている内容は本当に学びが多く、ファンダとテクニカルの究極なバランス、その投資スタンスまで、2018年時点の僕に最も影響を与えた投資家といっても過言ではないでしょう。

彼も最新の著作で、インド+親日アジアは押してますw まあちょっとこちらは、テーマっぽい視点が強すぎるのですが、「いま仕込んでおくべき10倍株、教えます!」は非常に素晴らしい一冊なので、強く推奨です。

2017年のアジヘルファンドの成績は?

さて、アジヘルファンドの12月の成績は昨月比99%となりました。Topixが101%でしたので、最後負けで終わりとなりました。
最もポジションの大きかったアインの株価が昨月対マイナス10%近くになったことを考慮すれば、アイン以外は順調だったといってもよいでしょう。

そして、アジヘルファンドの2017年の成績は、年初来比135%という形で終わることができました。
パチパチー。地合いもいい環境だったのでそこまでのアウトパフォーマンスではないかもしれませんが、期中より大きく投資方針を変え、後半にかけてぐっと成績が伸び、結果目標を大きくハイ達成できたので良い自信には繋がりました。

来年も+30%越えを目指して日々相場と向かい合っていきたいと思います。なんたって大吉男ですからね!

->頑張って毎月更新中!過去の定点観測はこちらのまとめよりどうぞ

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